中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。


テーマ:

昨年


わたしの学校で

いじめ防止基本方針を作成したわけですが

その中に、いじめ防止の取り組みがかかれています。


いじめがおきてから

いじめについて考えるなんていうのは

当事者はもちろん

周辺の関係者、周りの第三者にとっても

なかなか難しいことです。


だって、リアルな登場人物がいるときに

その是非について語る勇気なんて

なかなかねえ。


もちろん、冷静沈着に

いじめを解決するために

語り、行動できたら立派ですけど


やっぱり練習は必要でしょう。


ということで


いじめ防止の取り組みのひとつとして

学年の生徒と一緒に

ケーススタディをやってみました。


今のところ

表だった問題もないので

どっかの「例」をみんなで検討するのね。


さて



事例1


学級で家庭学習ノートを全員が提出する取り組みをしました。

ところが、どうしても家庭学習をやってこない生徒がいました。

どうしてやってこないのか、原因を探ろうと

学級のリーダー3人が休み時間にその生徒に聞いてみました。

しかし、その生徒はうつむいたままだまったままです。

リーダー3人は、どうしてやってこないのか何度か問いかけましたが

少しきつめに問いつめたら、その生徒は泣き出してしまいました。

次の日、その生徒は家の人に「もう学校に行きたくない」と言って

学校を欠席しました。


問題 : これはいじめでしょうか?




いじめを、どう解決するかではなくて

まずは、いじめかどうかをみんなで考えることで

お互いのいじめに対する温度差を感じてもらおうと言うことです。


立場によって、考え方も変わります。

わたし自身の考えもありますし、結論も持っていますが

生徒達の意見がさまざま出るのが楽しかったです。


これはいじめだとする生徒もいれば

これはいじめではないとする生徒もいて

それぞれ理由をつけて考えを述べてくれました。


問いつめることは悪いことではないが

泣くまで問いつめてはいけない。

それは、いじめになってしまう。


とか


そもそも、悪いのはその生徒であり

問いつめられて当たり前。

泣こうが泣くまいが、これはいじめにあたらない。


とか


特に結論は出さなかったけどね。

いじめになる派、いじめにならない派

両派の言い分が、あちこちからでることで

いじめ防止に対する関心が高まれば

この時間はよしとします。


もう少し時間があれば

いじめか、いじめでないかの判定基準をすりあわせて

このトラブルを未然に防ぐにはどうしたら良かったのか

この後、どう解決に向けて行動したらよいのかについて

考えさせたいんですけどね。


それはまたの機会となりました。



もうひとつおまけに


事例2


ある週末の金曜日。

同じ部活の特に仲の良い男子3人に

日曜日、隣町に一緒に遊びに行こう

と声をかけた。

しかし、3人とも乗り気でないようなので

自分も遊びに行くのはやめた。

土日を家で過ごして

月曜日学校に行ってみると

金曜日に誘った3人が

日曜日に隣町に遊びに行った話をしていた。

あれっと思って

3人で遊びに行ったのか、3人に訪ねると

3人は気まずそうに言葉をにごした。

自分をはずして、3人だけで遊びに行ったようだ。


問題 : これはいじめでしょうか?



このおまけは

生徒にはおろしていませんが

職員室でちょいと論議をよんだ。


若い教師達は、「それはいじめです」と即答


でも


いじめなら指導が必要ですが

誰にどのように指導しますか?


となると、答えられない。




まあ、こんなもんだよね。



いじめでしょうか?

いじめではないのでしょうか?


いじめだとしたらどう解決しますか?


いじめでないとしてもトラブルのもとがここにあります。

誰にどのような指導をしたらいいでしょう?

どんな展開が想定されますか?


皆さんも考えてみてね。



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6月ももう終わり・・・。

一学期が終わるなあ。


教科の年間指導計画を見直してみた。


年間指導計画は、4月当初に昨年のものを手直しして

すでに用意してあります。


自分のはね。


教科の年間指導計画は

大単元、中単元、小単元の時間配分と

学期時数、月時数が入った一覧表で

今授業がどこまで進んでいるか

確認できるようになっています。


授業の進み具合で大切なのは

学習内容と時数。


この2つが計画通りに進んで

年度の終わりに必要な分が終わっていないと

生徒に申し訳ないと言うことになります。


学習内容が終わっていなければ

未履修事項があるということになりますし


時数が足りなければ

学校運営上どうなってんだ?ということになります。


途中でいろんな行事や

ハプニング(出張や私的休暇)があっても

この計画を見ながら

授業の速さを調節して

最終的にはつじつまを合わせることになります。


以前は、一応年間指導計画をつくっていたけど

特に意識しなくてもだいたいなんとかなったので

年度初めにつくって、後はあんまり見ることはなかったけど

病気で長期入院とかするようになって

その補充をしてくれるスタッフは

どこにもいないと言うことがわかったので

現在は、かなり頻繁に見るようになりました。


また、いつ入院するかわからないからね。


毎月、チェックしています。

学年毎に、学習内容と消化時数が

計画通りに行っているかどうかをチェック。


こうなると、テキトーな当たり障りのない計画でなくて

ちゃんと現実に即した計画が必要になってきます。


学習内容の欄には

単元タイトルと一緒に

予備や補充、演習の時間数も確保。

自習の時は、その時間をあてていきます。


こうやってちゃんと年間指導計画を見るようになって

3年くらいが経過しましたけど

実際と計画のずれを補正しながら

良い感じの計画ができています。


今年度は、1学期の進行具合は

3年生でほぼ計画通り。

1・2年生でちょっと遅れています。


1学期終了まで約1ヶ月。

遅れを取り戻すように授業を進めていきます。


期末テストが終わると

学期末評価事務に追われることになりますが

そちらに没頭して、未消化にならないように

がんばっちゃいます。


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1年生は、気体の発生と性質

2年生は、燃焼

3年生は、酸性、アルカリ性とイオン


どれもこれも

薬品を各班で扱う実験が欠かせませんの。


実験のテンポにビーカー洗いが追いつきませんわ。


こんな時のために

この学校に赴任以来

2年間かけてビーカーの数を

なにげに増やしてきました。


成果が出ているなあ。


なんとか実験ができた。


しかし




やっぱり洗い物は山のようになっております。




本日は、空き時間が2時間ありましたので

いよいよ、洗い場を片づけないとあかんと

一念発起して洗う、洗う。


スポンジにクレンザー

いすに腰掛けて

返り水を避けるために

エプロンして ドキドキ


汚れが焼き付いて

いくらこすってもとれないのは

もったいないけど思い切って廃棄していきます。


やっかいなのは

石灰水を扱ったビーカーと試験管。


こすってもなかなか

白い輪っかがとれませんの。


そんなときは

うすい塩酸の登場です。


白い輪っかのついたビーカー、試験管、集気瓶を集めて

少量のうすい塩酸で容器内を洗っていきます。


ひとつのビーカーが終わったら

次のビーカーに塩酸を移して

順番に白い輪っかを溶かしていきます。


先ほどまでうっすらと曇って

内部が見にくかった集気瓶が

すっきりと透明なガラス容器に戻りました。


きもちええ。


洗い上がりのガラス器具は

水切りかごの中で

初夏の光を反射します。


はまりますなあ。





でも


今日の2時間では終わらず

明日の空き時間も続きだわねぇ。




いや、まあ


理科教師冥利につきますことで。


はい


幸せ。しあわせ。

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