中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。


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正直 どうこう言える立場じゃないんで

黙っていようと思ったけど

何かあやしい雰囲気になってきたので

吐き出す。


実は、もうすぐ私の学校の学校公開なのねん。


学校公開というのは

時々、教育委員会のご指名とか

自分でやる気出したりなんかして

学校を公開するというイベントね。


どこに公開するかというと

ま ご同業の小中学校の先生様方に

公開しますの。


うーん。なんか、大々的な勉強会と

公開文化祭みたいな感じ(私のイメージね)


公開する内容は授業はもちろん

教育研究についてとか

学校によっては、生徒の発表

歓迎セレモニーとか合唱とかもやるとこあるよね。


このイベント、はっきり言って

現場教師にとってはすこぶる評判が悪い。


日常の業務に加えて

自分たちの教育研究発表の準備もあるし

学校もお客さんを迎えるためにきれいにしなくちゃならん

生徒だってちったあ見た目よくぼろ出さないように

がんばってもらわんといかん

ということで、結構な負担がかかるのよ。


「公開をすると学校が荒れる」と

恐ろしい言葉が業界では常識になっていたりして

本来は逆だろ

何のためにやるんじゃ!


とまあ そういう感じで評判が悪いのね。


でも


私の学校ではね

職員の皆さん前向きに頑張ってきました。

教育研究も着々と進めながら

当日の研究授業の指導案とか準備もばっちり

生徒も元もと素直で優秀なお子達ばかりですから ね。


ああ このまま なんてことなしに

公開は終わるなあ。

私が、ちゃんと割り当てられたことやれば ね(笑)


などと、お気楽な気持ちでいましたら

ここ2・3日 何か変な感じ


ぴりぴりしてんのよ

職員室が・・・。


おいおい


まず、だんだん話が細かくなってきた。

研究発表の資料に誤植が見つかったのね。

「基礎・基本」と「基礎・基本」が混在しているのに

気がついた人がいる。


気がつきますか?

どこが違うか。





真ん中の、基礎と基本の間の「・」が半角か全角か

そこが違うのです。すごい間違い探しだ。



資料の刷り直し


おいおい。それはどうなんだ?

やるの?やりますか?ホントに?


気がついたのがボス。命令を出すのはボス。

「えー、そんなのやめましょうよ」という人は

病気で痺れているので

作業開始!


これだもの 評判悪いよなー。


さらに


「生徒の挨拶がもっと良くならないかなー」

と のたもうた先生様が出現しだした。


えー、この素直で優秀な生徒達をつかまえて

挨拶が悪いと?  ?????


「もう少し、愛想よくね」


なんだと?中学生にそれを求めるのですか?

まじですか?公開だからですか?


正直まいった

完璧主義や正義一徹は良くないと

日頃から話し合ってきたのにねー

やっぱり、センセーはセンセーなんだな と

あらためて思ってしまったよ。


学校も荒れるだろうさ

「正義の指導」の名のもとに

そんな無茶振りされたらねー


悪くない生徒も悪くなりたくなりますがな。


私一人じゃどうもならんな。


職員室から、学校公開にむけて

ときの声が聞こえる。


やめなさいって 言ったら

磔火あぶり獄門なんだろうなー。



もう一回だけ言ってみよ。












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生徒指導の話ね。

生徒間のトラブルにはいろいろありますが

特にやっかいなのは、女子同士のトラブル。


女子同士のトラブルに特有なのは

当事者である生徒に

トラブルを早く解決しようという気持ちが

あんまり無い。ということ。


え? って思うでしょ?

でもね。そうなんですよ。


女子同士のトラブル

悪口を言われたとか

嘘をつかれたとか

約束を破られたとか

裏切られたとか

彼氏をとられたとか

そういう感じの、「当事者にとっては重大な事件」に

見舞われて、泣いたり、落ち込んだり、暴れたりしている

当の生徒に


トラブルをさっさと解決しようとする気持ちがあんまり無いんです。


どうも、これは女性特有の思考回路

脳の機能によるらしいのです


その女性脳の特性に

指導する教師が気がつかないと

うまくトラブル解決に導くことができません

つーか、かなりストレスを感じる羽目になります。


トラブル生徒本人も自分の思考回路の罠に

気がつかないと同じところをぐるぐる回ることになります。


女子生徒のトラブル指導が難しいと言われるゆえんは

脳の仕組みにあるんですね~。


女性脳は、コミュニケーションを重視しますから

「トラブル」は、絶好のコミュニケーションネタになるんですね。

泣いたり、吠えたり、暴れたりして「困った」といいながら

そのトラブルを中心に、友達や大人達が集まってきますから

脳はかなりその状況を歓迎してしまうのです。


本人の性格とかは関係ないですよ。

ヒトの本能の特性ですから。


結果、トラブルを反芻し評価することを重視して

解決に向けて、具体的に行動しようとしないんですよー。


解決しちゃうと、コミュニケーションの中心が

消滅しちゃいますからね。

ある程度、コミュニケーションが成立して

脳が満足した状態を、本人だけでなくコミュニティが確認しないと

次のステップ(解決への行動)へは行けません。


つまり 女子生徒のトラブルを解決するときには

理性的理論的なトラブル解決手順だけでなくて

時間的タイミング的な観点も必要ってこと。


ここがわからないと

トラブル解決がスムーズに進まなくて

指導する側がいらいらしたり

話が戻って混乱したりしちゃいます。


わかっていれば

話が止まったり、解決のための行動まで時間がかかったり

話が逆戻りすることも理解できますので

いらいらすることなく、冷静にアドバイスできますの。



問題なのは

第3の生徒の存在なのです。


トラブルはたいてい2者の間で発生します。

いじめる生徒、いじめられる生徒

悪口をいう生徒、悪口をいわれた生徒

にらんだ生徒、にらまれた生徒

裏切った生徒、裏切られた生徒


トラブルの解決はこの2者の間でなされるのですが

この2者の周りに、同情者、シンパの生徒が集まってきて

コミュニティーを形成します。


たいていは、片一方の生徒の周りに

大きなコミュニティができて

問題を数の力で一方的に解決するのが普通ですが

少数のコミュニティーが折れなかったり

双方のコミュニティーの規模勢力が均衡したりすると

トラブルに発展します。


ここまでは健全なんですよ。

問題はこのコミュニティの中に混ざっている

第3の生徒の存在なのです。


第3の生徒はトラブルの当事者ではありません。

情報の伝達者、もしくは、情報のねつ造者なのです。


女子生徒のトラブルが頻発する学年がありました。


たいしたことじゃないのだけれど

しょっちゅう、悪口、にらまれた、だまされたといっては

グループ同士で反目しあったりなんかして


当然、延長線上には「いじめ」が待っているのですが

そこまで、発展させないように

1つ1つのトラブルを、女性特有のコミュニティーを念頭において

解決していくと、生徒の中の「大混乱」がおさまって

トラブルの本質というか、もとのもとが見えてきます。


そうすると、トラブルのもとのもとって

誰かのもらたした「よけいな情報」が始まりになっているんですね。


○○さんが、あんたの悪口言ってたよ。

○○さんが、あんたのこと馬鹿にしたように笑ってたよ。

そういえば、あのときもこんなメールが来た。

あのときも、変だって言ってた。


トラブルが解決した後で

聞き取り調査をしてみたんですよ。


トラブルが解決した後の生徒は

憑き物が落ちたみたいに冷静で

あれだけ感情的になっていたのが嘘みたい。


まるで他人事のように

事件が発展する過程を思い出しながら

解説してくれます。


そうすると、いくつかのトラブルの始まりになっている

「よけいな情報」の発信源が

ある一人の生徒の発言に始まっていることがわかりました。


当事者でない3人目の生徒です。


そして、その生徒の発言を分析してみると

「よけいな情報」がかなり事実無根だったり

曖昧だったり、単なる予想だったりしたこともわかりました。


この生徒が「本物のトラブルメーカー」でした。


ただし、3人目の生徒本人には、その自覚はなし。


だって、友達のために

「大切な情報」を親切で教えてあげているだけですから


指導する教師にとっても

目立つ存在でも、グループのリーダー的な存在でもないし

トラブルに関しての利害関係もないので

トラブルの単なる周辺者としてしか扱われていなかったのです。


しかーし


トラブルのほとんどが(いや、全部だったかも)

この3人目の生徒のよけいな情報から

発展していたことがわかりました。


3人目の生徒に

「いままでのトラブルの原因は君の発言だよ」と

状況を理解させる指導→青くなってましたけど


周りの生徒に、

「他人の曖昧な情報に、感情的に反応すると馬鹿見るよ」と

冷静さを促す指導をしたら

たわいもない悪口大会のトラブルはなくなっちゃいました。


つーか

その手のトラブルにエネルギーを費やすことが

馬鹿馬鹿しいことに生徒が気がついたみたいです。


なんか、トラブルが頻発、混乱するときには

3人目の生徒がいないかチェックすると良いですよ。















NLP松橋良紀  宮川明NLP入門  自分を不幸にしない13の習慣 小川忠洋  7つの習慣
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うああ 久しぶりだぁ。


入院して遅れた分を取り戻そうと

ものすごい勢いで授業を進めていますが

やっぱりだめね。詰め込み授業は。


いくら工夫しても

流れがスマートでも

生徒が、新しく出会った言葉(理科の用語ね)を

咀嚼しないうちに、概念を説明しても、消化不良ね。


消化不良のまま授業を進めちゃうから下痢しちゃってます。

知識がだだもれだあ。どうやって反芻させようかなあ。もう。


さて、久しぶりですから

書きたいことはいっぱいあるけど

ありすぎて、まとまらないなー。



ときに


先日、隣の担任君からの愚痴

「なんで、私の言うことを聞かないんでしょうね~。」


なるほど、なるほど。

職員室ではよく聞く愚痴だなあ。

私も、ときどき、その落とし穴にはまって

苦しむことがあるなあ。


でもね。

その愚痴は、落とし穴なんですよー。

だって、問題の焦点が「自分中心」なんだもん。


わかります?


この愚痴の焦点は

「なんで、私の」がポイントになってますから

生徒に改善してほしいポイントが

「私の言うことを聞くこと」

「○○の問題を解決すること」じゃない


きっと、はじめは

「給食の準備を早くしてほしい」

「掃除をさぼらないでやってほしい」

「短学活を充実させてほしい」

「愛想良く返事してほしい」

といった具体的な願いなんだと思うんですよ。

私もそうですから。


でも、指導に思い悩むうちに

「なんで、俺の言うこと聞かないんだろう」

と、自分の支配下にないことに問題がすり替わっちゃう


これって、教師のジコチューな思いなんですよね。

そういうのって、生徒は敏感に感じ取るし

誇張して解釈します。


ちらっとでも感じたら

教師がそんなふうに98%思っていなくても

「先生は私達を思い通りに操りたがっている」などと

誇張した妄想に囚われて

「先生に支配されては悔しい」

「先生は敵だ」

などと、どんどん発展させちゃって

変な顔になっていきます。

(表情悪いっすよ)


だから


あくまでも、問題の焦点をはじめの具体的な

改善項目からそらさないこと~。


そのためには


自分への質問のしかたを間違えないこと~


「なんで、○○できないんだろう」ネガティブでなくて

「○○できるようにするには、どうしたらいいだろう」

ポジティブに質問をするのだった。


あれ?違いがわかりますか?

ま、わからなくてもいいや。

言葉にして、自分に問いかけると

気分も変わるし、答えも変わるんです。


生徒が言うことを聞かないときは

問題をすり替えて悩んでいないかチェック!

質問を間違えていないかチェック!


あとは あたってくだけろ だ。


隣の担任君は

「あーーーーーーー。そうですね。

私の言うこと聞かせるのが目標じゃないですもんね。」と

納得してくれましたの。


でも


わかるのとできるのは

また、違うからなー。

しばらく練習が必要でしょう。


がんばれ、担任君。

あ 私もバランス良く働くのをがんばれ。















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