「民族大移動」といえば日本の風物詩かと思っていたら、新年早々この様な記事が出てちょっと驚いた。
台北メトロ、大みそかから元旦までの利用者296万人で過去最高/台湾
東京メトロでは何の記事も出ないところを見ると、これは何なんだろう?と思っていたところで、この記事が出た。
台北101の花火ショー 2万3000発が118万人を魅了/台湾
(ソースが同じなのでちょっと不安だが、台湾の日本語メディアはきちんと正月も休むのか、とても限られてしまう)
約300万人は延べ人数だとしても、約150万人が利用、台北101に118万人が集まったなら、中々の集客率だと思っても良さそうだ。
私の記憶の中でそんなに大きなイベントでは無いのでちょっと不思議には思っていたが、facebookの書き込みでも結構大勢が現地に出向いており、日本で「台北101 花火」等と検索すると色々な情報が得られる事から、既に日本にも浸透する程浸透しており、私は出遅れてしまった様だ。
でも、よく九州とだいたい同じ大きさ、人口2,000万人強の台湾でよく集まったものだ。
外国からも観光客も当然多いだろうが相当な比率で人を動かす仕組みは、全然違う文脈でも応用出来そうなので、今後を考えるとちょっと事情を知りたくなる。
さすがお役所とでも言うべきか、あくまでも「日本国政府が見た台湾」ではあるものの、基本を上手くまとめているので、関心はあるものの今一つ台湾情報が整理しきれていない方には、上記外務省リンクはお勧めである。
ちなみに、ちょっと脱線だが台湾に限らず海外に出向く際には、こちらを必ずご確認を。
意外な国・地域が指定されていたりもするので、ご注意を。
台湾でも、図らずも先日狂犬病の事を採り上げた矢先、こんな事があった。
もう、何処まで自己責任で守り切れば良いのか困ってしまうが、用心に越した事は無いという事か?
(脱線おわり)
今年の旧暦元旦は2月19日、多分漢民族にはこちらの方が意義深いのではないかと思う。
街の商店も市場も帰省の為閉店する程らしい。
もしかすると、「外に出ていく新暦元旦、家族の縁を深める旧暦元旦」と、使い分けているのかもしれない。
今年の妻の帰省もだいたいこの時期に合わせているので、うちも無縁ではない。
私が便乗出来ないので、日本でも広めたらいかがかと思うが、まあ無理か…