急 | 富山中部高校陸上競技部

富山中部高校陸上競技部

富山中部高校陸上部のブログ。




担当
月:カトグロマサックス
火:ケンケン
水:いかのおすし
木:さらよし日記
金:ひとりこたつ
土:さかなつり
日:ビッグスワン













さて













総体2日目の夕方、いかがお過ごしでしょうか、400チャンピオンのハマタニです














今日は相変わらずいい天気、というかむしろ暑いくらいで、アップしてるだけで汗がナイアガラでしたね










でも、念願の自己ベスト更新を達成し、新人戦の屈辱も果たして、個人的にはとても良い1日でした!






それじゃあ今日の戦績!行ってみよう!


















……………























本来なら、きっとそんなブログを書いていたであろう5月30日土曜日。八畳間の自室からお送りしております。























最近はもうわざわざ運動する気も起きなくなってきたんですが


別の世界線ではバリバリ現役で頑張ってたんだと考えると





なんだか不思議な感じがしますね。






















というわけで、改めましてハマタニです。

本日がラストブログということで、なに書こうかなーとこの1週間考えて、ある程度考えはまとまっているので

品質の保証はしておきます




















ではさっそくこれまでの陸上人生を振り返るハマタニヒストリー

先週の続きから参ろうと思います























はじまりはじまり〜



















ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん




















前回までのあらすじ

少年碇シンジは、3年ぶりに父ゲンドウと対面する。しかしゲンドウは、謎のロボット、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットとなることを強要し、息子を冷たく突き放す。人類再建の要、ネルフ本部に襲来する使徒と呼ばれる生命体を殲滅し、世界を守ること。それは14歳の少年が背負うには、重すぎる使命だった。愛情の渇望。他人への恐怖。なぜエヴァに乗るのか。次々と集結する14歳の少年少女たちは、内なる葛藤に苦難する。果たして、エヴァンゲリオンは世界に福音をもたらす希望となるか?世界を滅ぼす悪魔となるか?そして、ゲンドウの真の目的とは…?


















時に2019年。


高2の高校総体は、ハマタニに自信を与え、さらに上を目指す原動力となった。












総体以降はブログ担当としてやってきたんで、概歴についてはそんな詳しく書く必要はないかと思うんですが




総体での急成長に困惑しつつも、その後はそこそこ結果が残せるようになってきて



続く大会でも基本的に入賞はできて、同学年では常にトップで、県では割と有力な選手となっていたわけで




















だけどいくら入賞で塗り固めたところで、そこには無視できない現実があって















記録が伸びなかったんですね

1日2本3本とやるようになってきたので、慣れない中で一応それに合わせた配分をしていたからってのもあるとは思うんですが



シンスプ痛くて2週間ほど休みっぱなしの後に出した記録を、自分なりに努力して積み重ね続けている力を持ってして抜けないというのはなんとなく思うところがあり

せめて50秒前半くらいは出せてしかるべしだろうと


















それでもやっぱり自分は、頑張っている「つもり」だったのかもしれない


極めつきは高校新人。

男子400m第2位。記録は、50秒8。

これまでの結果と比べても、ダメダメな記録だった。



めちゃくちゃ悔しかった。

例年なら北信越なんか行けてないタイムだと思う。

















負けてプライドがなくなった分、マイルは気持ちを楽にできて、割と良い走りはできたんだけど、それでも最後の踏ん張りが効かなくて、2位までしか上がらなかった。


















ここでふと、中学の時の自分と今の自分が重なっているような気がして

このままいくと、これからどんどん堕ちていくんじゃないか?




そんな恐怖に駆られたこともありました




























そして迎えた北信越新人。

J2のおじさんたちがビッグスワンを使ってるとかなんとかで割り当てられた新潟市陸上競技場。


中1以来、久しぶりに個人として挑んだ北信越大会。













正直めちゃくちゃ緊張してました。

予選と決勝の間が1時間半くらいしかない過密スケジュール。雨で冷えまくっている会場。未知のライバル。



今までは実力のある選手としてどんと構えていられたんですけど、何が起こるかわからない真夜中のジャングルに放り込まれたような感じで



本当にがむしゃらだった。

必死で喰らい付いていた。














予選は50秒3で突破。

総体以降の記録の中でベストタイムだった。















そして迎えた決勝。

小雨降り注ぐ中、とにかく負けないことだけを考えた。

自分に負けないこと。

誰より遅くてもいいから、最後まで全力で戦い抜くこと。















号砲が鳴った。

身体はすでに重かったけど、力は緩めないように、いつも通りの戦い方で走った。


ラスト100メートル。前方には4人いた。

賞状の番号を1つでもあげたい。その一心で走った。















結果は3位。記録は50秒23。

少しだけ自分に自信が持てて、嬉しかった。



















今シーズンの初っ端であまりにもトントン拍子で駆け上がってしまったせいか


たどり着いた山の頂が低いことに気づかないままで、慢心していたのかもしれない





でも本来自分が目指していた自分は、山の道程で必死に一歩ずつ、より高い頂上を目指しながら踏み締めて


たまに森の隙間から見える景色で心を満たして、また前に進んでいくような






そんな自分を何処かに置いてけぼりにしてしまっていたのかもしれない














苦労を山に喩えるなんて陳腐な手法だけど


そんな選手としての自分のあり方を再確認できた大会でした。



















僕の、結果的に最後となったシーズンが終わった。
















冬。

とりあえず階段と筋トレとを交代でやってたんだけど




正直もっとレパートリー増やしたかった…!

これは本当に申し訳ない。わたくしの知識不足が祟りました。

今の2年生たちには、今のうちからいろんなメニュー研究してどんどん取り入れて欲しい!

冬は地味な分、飽きないように変化が必要だと思うので、楽しんで冬を乗り切って欲しいなぁと思います!頼んだぞ!!




























そんな感じでしたね、わたくしの陸上人生は。























きっと巡り合わせが良かったんだと思います。


人との巡り合わせというのは重要です。

人と出会って、人と生きていく僕らにとって、いやでも人から大きく影響を受けていくわけで



陸上の選手としてのこの5年間で出会った人たちは、みんな選手としての僕に、とても良い影響を与えてくれました








中学の時は、背中で引っ張ってくれる先輩と、可愛がってくれる先生が


高校の時は、陸上に本気で向き合う姿を見せてくれた二つ上の先輩方が

面白くて面倒見がよくて、一緒に戦ってきた一つ上の先輩方が

個性が強くて、こんな俺たちにもついてきてくれる後輩たちが

知識や経験が豊富で、僕たちの知らないところでもサポートしてくれた顧問の先生方が



















そして何より、同学年の仲間たちが。


みんな陸上に一生懸命で、なのに勉強にも必死で、なのに全員脳筋で


一緒に笑って、一緒にバカして、一緒に旅して、一緒に走って、一緒に倒れ込んで











多分俺はみんなが思ってるよりも、ずっと弱くて脆くてちっちゃい男だけど


それでも俺のことを頼ってくれて





















そんなみんなと同じ時を過ごせたことが幸せでした。

























俺は不器用だから、感謝の気持ちも上手く表現できなくて

色んな伝えたくても伝えられない思いがこみ上げた故のこの涙だと思うんですが

せめてもの言葉で替えさせてください





















ありがとう













































というわけでいかがだったでしょうか

あぁ〜なんか泣けてきた

本当はもっともっと書きたいことがあって、でも長くなっちゃうからここまでにしておくんですが





















そんなわけで、これにてこのブログは一旦終了して























































次回に続きます。





















いぇーい!続きまーす!!

びっくりした?びっくりした?

サプラーイズ!ということで…痛っ!







痛い!痛い!殴らないで!ごめんごめん!もうサプライズはしないから!痛っ…許して…ごめんって…





























はぁ…はぁ…
















そんなわけで最終回は本日19時ごろ公開予定です!これがホントの最後です!



お付き合いのほどよろしくお願いします。




























































続劇



























We are in endgame now...