2021年夏の欧州① ドイツの小さな街「Mainz(マインツ)」 | À mon avis...

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約3年ぶりのドイツ、小さな街・Mainz(マインツ)から旅が始まります。

 

日本への長距離フライトに比べると、東海岸からドイツへの8時間はかなり余裕です。映画を2本観て、1時間仮眠して本を読んでいたらもうランディング。あっという間にヨーロッパに到着です。

 

 

心配していた空港の入国審査も何ら問題なく、CDC発行のワクチンカードを見せたらすぐにスタンプを押してくれました。

 

 

 

 

 

 

フランクフルト国際空港へ到着したあと、汽車(DB)に乗ってマインツまで30分ほど。乗り換えもなしなので、あっという間です。

 

 

 

 

 

 

まずはホテルにチェックイン。お部屋からラインを一望できるHyatt Regency Mainz、抜群のロケーションです。

 

 

 

マインツで行くべき場所は三箇所。

マインツ大聖堂、聖シュテファン教会、そしてグーテンベルグ博物館。そして夏ドイツに来たらいただかねばならぬのが、ドイツ人が大好きな「Pfifferlinge(フィファリング)」。夏〜秋が旬のキノコで、フランス人も大好きジロール茸のことです。

 

 

 

 


そんなフィファリング、ホテルレストランでも「特別メニュー」として大々的に宣伝されていたので、もちろん旬のお味をいただきました(^_^)

 

 

 

 

 

 

フィファリングをいただくときは、クリームベースのパスタが多いのですが、こちらはクレームフレッシュベース。美味しかったのですが、トマトがフィファリングの香りを奪ってしまっていたのがやや残念。黒パスタ自体はもちもちで最高だし、プレゼンテーションもGood♪ ですが、フィファリングは普通のクリームベースがいちばんです。


 

このパスタの上をいったのが、サイドディッシュの温野菜でした笑 火入れ加減が絶妙で美味。

 

 

 

 

 

 

夫はヴィールのステーキ with フィファリング。グリーンピースのピュレもにんじんも、野菜の甘さが生きていて喜びの味でした。

 

 

 

 

 

 

地元ビール、地元白ワイン、ドイツといえばな炭酸アップルジュース・アプフェルショーレで乾杯です。ドイツはごはんが美味しいな〜。

 


 

 

 

 

マインツ観光スポットに話を戻します。

街のシンボルとなっているマインツ大聖堂は、ドイツ三大聖堂のひとつで(他は、ケルン大聖堂とトリーア大聖堂)、10世紀に建設が始まりました。

 

 

 

 

 

 

内装は簡素なれど、無駄を削ぎ落とした美の空間となっています。増改築中にさまざまな建築様式が採用され、ロマネスク、ゴシック、バロック様式が混在しているのだそう。

 

 

 

 

 

 

マインツ大聖堂から徒歩5分の場所にあるのが、グーテンベルグ博物館。活版印刷発明者のグーテンベルグのことは、歴史を変えた発明の一人として高校の世界史のクラスで習いましたよね。

 

グーテンベルグが活版印刷を発明するまでは、複製は一文字一文字書き写さなければならなかったと考えると、彼の発明が如何に画期的で文明に変化をもたらしたかが分かります。

 

今回は時間がないので中へは入りませんでしたが、機会あらば訪れてみたいです。


 

 

 

 

 

そして、今回マインツに訪れた理由が、こちらザンクトシュテファン教会。かの有名なシャガールがステンドグラスを手がけたことで有名で、シャガールの青の世界を体験しようと各地から人が集まってくるのだそうです。

 

かくいうわたしもその一人笑。マインツ自体にはさほど興味がなかったのですが、シャガールの青は見逃せません。そしてこちらに来て大正解でした。

 

 

 

 

 

 

小さい教会ですが、中は想像以上に幻想的な空間。何時間でもステンドガラスを眺めていられそうです。ダイビング経験はないチュリですが、深海に潜るとこういう色の景色をみることができるのかしらと、妙に心が落ち着く心地よい空間でした。

 

 

祭壇付近の聖書物語画は、シャガールらしい絵が満載でした。華美さとは無縁のこぢんまりとした教会なのですが、マティスが手がけたヴァンス礼拝堂同様、安らぎをもたらしてくれる場所です。

 

 

 

 

 

 

こちらで冷蔵庫用のマグネットを購入。

 

 

 

 

 

 

 

 

マインツ、あまり知られていない小さな街ですが、行く価値ありです!その際は、ぜひともハイアットリージェンシーへどうぞ。とても心地よいホテルステイでした。