今日,地元小学校3年生29人が地域学習のために来園してくれた。今年で3年目の受入となった。
受入時間は1時間程度のため,自称「みつばち教室」と位置づけて次のようなプログラムにした。
①畑の野菜とみつばち巣箱見学,②皆さんからの質問コーナー,③はちみつしぼり体験,④はちみつの試食
①栽培中の野菜(リーフレタス,プチヴェール,茎ブロッコリー,ニンニク,ミニハクサイ,黒豆)及びレンゲの質問に,子どもたちは次々と野菜名等を答えてくれたが正解は少なかった。
栽培中の野菜に触れる機会が少ないのだろう。
②では,「ハチについて」「しごとについて」「わたしについて」の質問だった。「日本にがいこくのみつばちはいますか」「はちにさされませんか」「はちをかうのはすきですか」「はちみつはいつとれるのですか」「はちみつはどのようにとるのですか」「はちはなんびきいますか」…矢継ぎ早の質問攻めに遭い,私はたじたじになってしまった。それのしても子どもたちのパワーにたじろいでしまったものだ。
③では,体験希望者が多く選ぶのに窮していたところ,引率の先生が機転を利かせてさい人を指名をしていただいた。しぼったはちみつは驚くほど低粘度のはちみつだった。念のため糖度計で測定すると,糖度69.4に留まっていた。こんな粗悪はちみつとは思いも寄らなかった。
④そんな低糖度はちみつだったが,子どもたちから「おいしい」との声に救われ,報われた。
子どもたちの感想は如何なものだろうか?受入側には,慌ただしいみつばち教室だったせいもあり,子どもたちに意のあるところを伝えきれなかったと悔やんでいる。
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