レンゲ畑にペンペン草が目障りになってきた。
の鞘は三味線のバチに似ているところから名付けられたらしい。実に粋な俗称だ。正式和名はナズナ，言わずと知れた春の七草の一つである。
田畑の雑草だからそのまま放任していてもよいのだが，自称「花咲か爺さん」は毎年感動するレンゲ畑づくりを目指している。だから，私にとってぺンペン草は厄介もの扱いだ。レンゲの徒長する前，開花前に刈払機でペンペン草のみ刈り取った。これで今まで亀さん役だったレンゲ株がウサギさん役の雑草に代わって，畑の主役になってくれるだろう。
種まきしっぱなしでは，真の「花咲か爺さん」にはなり得ない。教育同様，鋭い観察眼と育てる視点，迅速適切な対応が不可欠だ。
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