実施時間帯の予報は80%の降雨予想だったが,一時雨雲が立ちこめたものの,その後天候が回復し概ね晴天となってくれた。昨日降雨対応準備に切り替えていただけに,予報が外れて嬉しいやら拍子抜けの感もしている。当日予定の盛りだくさんなメニューもなんとか成功裏の終えることができた。ご協力くださった参加親子やスタッフ等の皆様には深く感謝申し上げたい。
さて,盛りだくさんな今日の実施メニューは次のとおりだ。
「おたのしみ」とは何だろう?
①播種レンゲの生育観察,②満開の赤花ソバと訪花みつばち観察
レンゲ畑は,播種レンゲと雑草メヒシバとの生育競争中でまるでゴルフ場になっていました。
※レンゲ畑での生育競争は,2月末までウサギ(雑草)に錬成連敗のカメ(レンゲ)ですが,3月の声とともに一転してカメ(レンゲ)が優勢となります。カメ型の生き方も興味深いものです。
引き続き,満開の赤花ソバ株(品種名高嶺ルビー及び新品種高嶺ルビー2011)見学と訪花みつばち観察をしました。なぜか日本みつばちの訪花が目立ちます。西洋みつばちは一体どこに行ってるのだろうか?重要蜜源のセイタカアワダチソウだろうか?みつばちさん,教えておくれ!
③蜜源植物ロシアヒマワリの種取
1個のロシアヒマワリ花から数百個の種が取れました。来年5月に蜜源及び花粉源ヒマワリとして播種予定です。
ヒマワリは花の少ない夏場の重要蜜源植物です。
③’みつばちが交配したキウイフルーツ収穫((品種名ヘイワード,上記③と同時展開)
「うわ!キウイが沢山なっている!」「こんなに簡単に実が採れるんだ!」
雌雄異株のキウイ。みつばち交配で1果130g前後のジャンボキウイを持ち帰り収穫しました。
冷蔵庫野菜室で1か月以上追熟させると柔らかくなり,おいしくなるよ。できれば,来年1月下旬頃以降がオススメだよ。待てない人は,キウイをリンゴと一緒にポリ袋に入れると,リンゴから追熟を早める植物ホルモン(主成分エチレン)が出るので早く,おいしく食べられるよ。収穫キウイは自らエチレンがほとんど出ないので,すぐには食べられないことも知っておいてね。
④おたのしみ№1(丹波黒大豆枝豆の持ち帰り収穫)
正月用おせち料理にかかせない「黒豆」。その丹波黒大豆の早期収穫した枝豆。
持ち帰り収穫だから,親子でひたすら鞘ちぎり。今夜の食卓のつまみはゆがいた枝豆あ食卓を賑わしているのかな?
みつばちは,レンゲに訪花するのに,同じ豆科植物なのに丹波黒大豆にはやってききてくれない。蜜源植物としては黒大豆はダメだけど,ヒトにはなぜか人気があるようだ。丹波黒大豆枝豆をあてに飲む酒はサイコウ!
④おたのしみ№2(みつばちが交配したアップルキウイ試食)
しまった!写真撮影をし忘れた!!
「うわ!甘い,おいしい」「黄色い実のほうがおいしい」「もっと食べたい!」
糖度24前後の完熟キウイは大好評でした。
今日は天候が味方となり,参加者にはとても喜んでいただけたようだ。
次回第3回目は,平成24年4月13日(日)午前10時から「満開のレンゲ畑~みつばちの職場訪問をしよう~」だ。約2,000㎡(20a)のレンゲ畑で訪花みつばちの観察,レンゲ遊び,引き続き唐竿(からさお)と唐箕(とうみ)を使って重要蜜源植物の寒咲ナバナ(菜の花)の採種をしたいものだ。晴れるとよいのだが‥
(追補)宮崎農園TKFPJが手がけたはちみつ商品は,2014年5月25日開催の「とくしまマルシェ」でキッズたちが販売予定だそうだ。気が早いが,そのラベルデザイン私案をつくってみた。妻によれば「何の画像かわらない」とつれない返事だ。キッズ手作り感がでればもっとよいのだろうが‥どなたかよいアイデアをご一報願いたいものだ。
農園HPへGO: http://www.farmmiyazaki.net/