規格外黒大豆の加工品 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 今季3品種の黒大豆を本格栽培したが,丹波黒大豆の品質が予想以上に良好だったのに比べて,極小黒豆2品種は不良だった。

 いずれの黒大豆も,出荷にあたっては豆選別が極めて重要のようだ。これまで目視,手作業での選別だが,その精度が悪いようで,店頭に並んでいる黒豆商品と比べると,当農園商品は粒ぞろいとは言い難く見劣りしてしまう。黒大豆選別には黒豆仕様大豆選別機が不可欠のようだ。農機販売店に問い合わせると,指定機種は定価56万円で,しかも受注生産とのことだ。発注から納品までは3か月間を要するとのことである。近くのJA支所には豆選別機があるとのことなので,黒豆選別にどれほど有効か,年明けには未脱粒及び未選別黒大豆で確かめてみたいと思う。これがダメなら,来季黒豆仕様選別機を購入せざるを得ないだろう。いずれの農機も極小黒豆の選別はおそらく難しいのではなかろうか。おそらく,選別用金網部品を自作しなければならないだろう。

 ところで,3品種とも収穫黒大豆の3割程度は,規格外のものができてしまい,出荷することができないため,大部分は自家消費もしくは廃棄することになる。これをなんらかの加工品にすれば,収獲量の大部分を出荷することが可能になる。といっても,当農園には加工の知識はおろか,施設設備や技術も持ち合わせていない。ノウハウを持っている事業所と連携するするのが手っ取り早い。

 知人の紹介で,中間山地某共同作業場に委託し,規格外黒大豆1㎏を使ってポン菓子を試作してもらった。これが結構おいしいのである。食べ出したら止められない,とまらないのである。これなら年明け早々(1月10日)には商品化し,産直市に出荷できそうである。

 今朝からこの新商品ラベル制作にとりかかり,先程不十分ながら仕上がったところである。
ポン菓子黒べえ1

ポン菓子黒べえ2 

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