前夜の天気予報では曇りのはずだったが,あいにくの雨模様。降りしきる強い雨の中,小学3年生30名が濡れながら来園してくれた。幸い,雨対策の事前準備が功を奏した。
主会場の居宅和室では,小学生の元気な挨拶をしてもらった後,私の方からプレゼンを使っての30分程度の話(子どもたちから事前にもらっていた質問疑問)に対する回答,当農園の目指しているもの,みつばちや養蜂について及び小学生に望みたいこと等について話をさせてもらった。

その後サブ会場に移動しはちみつしぼり体験とはちみつ食味体験をしてもらった。
ハニカム(6角)構造の巣碑を手に持った子どもは,「すごい」「きれい」と歓声があがった。なお,みつばち教室終了後,巣碑表面には指跡のへこみがたくさんあり唖然。触ってみたいという 気持ちがそうさせたのだろうが,養蜂家は想定外で当惑しきり。
また,はちみつがたっぷりつまった巣碑を手に持たせると,「重い」「はちみつがいっぱい」「はちみつが落ちてる」と感嘆の声もあがる。
その後,各学級代表者1人計5人に分離器をまわしてもらった。「わぁー,はちみつのにおい(香り)がする」との声。結構分離器の底にははちみつが貯まっていたので,急遽全員にのぞき込んでもらった。分離器のコックを開けると,勢いよくでてくるはちみつにまたもや歓声があがる。


最後に,みんなが最も楽しみにしてくれている,事前に容器入りのはちみつをスプーン一杯味わってもらった。「絞りたてはちみつが食べたい」との子どもたちの声が上がったので,さらにもう1杯分味わってもらった。

「はちみつ食べるの初めて」「ごっつい甘い」「うわー,おいしい」「給食にはちみつがあればいいのに」「絞りたての方がおいしい」「どこで買えるの?」「今度買いに来る。買って友だちにあげる」
子どもたちには,とても好評だったようだ。
ここで,当日使用のプレゼン用スライド(修正版)をUPしておきたい。






プレゼン最後のスライドのことばに込めた平成の花咲かじいさんの思い,
「ほんまもんにふれる,本物を食べる」
「たくさんのけいけんとしっぱいをしよう」
子どもたちに伝わったとしたら,幸いである。
(追補)翌日,みつばち教室に来園してくれた3人の小学生が,別々にはちみつを併せて4本も買いに来てくれたそうだ。本当に来てくれたんだね,ありがとう。
(追補)2日後,みつばち教室に来園してくれた女の子が両親と弟と一緒に再び訪れ大きなはちみつ商品を購入してくれたそうだ。みつばち教室のことが家庭で話題になった証だと思う。嬉しい限りである。どうも有難うございます。
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