「社長と相談した結果，（蜂蜜商品共同開発は）お断りすることになりました」と，A社工場長からの留守電が５月２６日に入っていた。
これまでの状況から想定内のこととはいえ，その結果に落胆すると共に，怒りがこみ上げてきた。重要な要件をたかが１本の電話で済まそうとするA社の対応，留守電の伝言中に謝罪の言葉一つもない。とんでもない企業であり，とんでもない責任者である。商品共同開発から約２か月，一回だけの試作品づくりしかできず，その２試作品は総合評価C及びDという商品化とはほど遠いものだった。A社を紹介してくださったM社長に，上記提携破談結果を報告した。
これで商品開発は振り出しに戻ってしまった。今度は，新商品開発に意欲のある企業，商品開発力のある企業をこれから探すことになる。もちろんM社長を通じて次期共同開発企業を紹介していただくことにとになる。
共同商品開発には，依頼主と製造主との思いがひとつにならないと，決して素晴らしい商品に結実しないことを痛感した。七転八起の人生か‥あ～ぁ！
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