ミツバチきまぐれ日記_21養蜂経費縮減に助っ人 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 養蜂家にとって経費縮減は大きな課題です。

 
chu98xpのブログ-巣箱
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 たとえば,上掲画像の巣箱は岐阜県K養蜂業者のものであります。この西洋蜜蜂1群飼育の必要経費は次のとおりです。

                   数量   単価(円)   金額(円)

①3号定転兼用巣箱(箱下段) 1    7,245      7,245

②継箱(箱上段)          1      4,725      4,725 

③巣脾(巣礎枠組立完成品)  17      672      11,424

④鉄線隔王板            1       2,100      2,100

⑤給餌器              1     1,260      1,260

⑥スズメ蜂捕獲器         1    4,305      4,305

   合計                              31,059

 なんと1群飼育に必要な経費は少なくとも3万円余り必要となります。私の場合には,②の継箱を2箱使用していますので,さらに継箱4,725円と巣脾9枚6,048円が加算されて41,832円が最低限必要となります。ですから,今後飼育群を50群,100群に増やすとなると,それぞれ2,091,600円,4,183,200円の経費 を捻出する必要があります。納入業者は県外ですので,宅配送料もとんでもない金額になることでしょう。


 この経費をどのように縮減するのかが,悩みの種でした。可能な限り自作することが最善ですが,私は電動木工道具を持ち合わせていませんし,不器用な者にとって寸法どおり制作する自信がありません。どうしたものかと思案をしていました。


 そんな折,数日前救世主が現れました。ある研修仲間であるKさんが元大工であったことを知らされました。「合間にアルバイトがてら,①なら5,000円で作ってあげるよ」という嬉しいお言葉。渡りに船と喜び,近日中に制作依頼をお願いするつもりです。仲間とは実に有り難いものです。


(お詫び)上掲表形式表示が乱れ,読みづらくなっています。