昼夜逆転でも大丈夫。 | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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夫婦、親子、恋愛、お金、仕事。
起きている現実は100%自分の潜在意識を映す鏡です。
心理学・森羅万象を創る正負の法則・量子力学をもとに、起きている現実から認知の歪みを紐解き、新時代を思い通りに生きる地に足着いた方法を提案します。

こんにちは。高橋ゆりこです。

 

 

(※ブログを音声で楽しみたい場合はコチラ↓)

 

 

 


4月になると、

長男が不登校になったときのことを思い出します。


中1の秋ごろからトラブルが起き始め、

その頃から成績が急降下。


年明けからは、朝起きることが大変になっていき、

もがきながらも、

這うように学校に行っていました。


春休み中も、悩み葛藤する日が続いていました。


そのまま中2の新学期が始まり2日目。


真っ白な顔で、うつろな目で、

学校は休んではいけないからと、

必死に学校に行こうとする長男を、


「学校なんか行かなくていい!!!」

と、必死に全力で止めた。


目に涙をためて、学校は行かないとダメでしょと言い張る長男に、


「じゃあ。お母さんの命令。学校は休みなさい。絶対命令。」

私がこう言って、やっと行こうとするのをやめた長男。


この日から、長男の不登校は始まりました。


学校に行かなくて良いとなったら、

プツリと糸が切れたように、長男は何もしなくなりました。


昼間はコンコンと眠り続け、

夕方に起きてきて、

夜遅くまで、うつろな目でゲームをする日々。


ごはんをいつ食べてるのか。

お風呂にいつ入ってるのか。


私が起きているときには、

食事やお風呂の確認はできなかったけど、


朝起きると、

カップラーメンを食べた形跡や、

お風呂に入った形跡があったので、


ごはん食べなさいとか、

お風呂入りなさいとか、

早く起きなさいとか、

早く寝なさいとか、


そういうことは一切言わず、とにかく黙って見守り続けました。


このときは、本当にしんどかったです。


生きてるのか、死んでるのか、ゾンビみたいに長男はなっていて、

私は、身体が右に曲がって捻れるほど心配でした。

(当時、施術で鍼灸師さんに指摘されました)


でも、

とにかく長男が充電できる環境を作ることが、

 

今の私の最優先事項!

と、心に決めていたので、


夫にも協力をしてもらって、

生活に関する声がけは一切せずに、

(通常の会話はふつうにしていました)


長男の好きなように生活をさせました。


昼夜逆転でも、

起きてるときはゲームしかしてなくても、

ごはんを食べてなくても、

お風呂に入ってなくても、

好きにさせました。


当時、夫に

「まずは1ヶ月。何も言わないで見守って欲しい。」

と頼んだときのやり取りや経緯について、

当時メルマガやブログでシェアして、

 

たくさん読者さんからメッセージを頂きました。


夫に共感できないと言われたけど



夫から共感は得られなかったけど、協力は得られたので、

両親ともに、何も言わずにひたすら見守るを続けました。


長男を蝕んでいたのは、

「みんなと同じようにできない」という罪悪感。


学校に行かなきゃって誰よりも思っているのは、当の本人で。

だけど、行けない自分がいて。

そんな自分を見たくなくて。


社会が動いている、学校が活動している、日中は、

起きていると、「できない自分」を突きつけられるから、

ひたすら寝ることで、そんな自分を見ないようにしていたんです。

(長男がのちに話してくれました)



「寝たのに頭が疲れてる」

よく当時、長男が言っていました。


罪悪感があると、

寝てようが、起きてようが、


無意識に常に自分を責めたり攻撃してしまっているため、

自分で自分のエネルギーをどんどん消耗してしまう。


どれだけ休んでエネルギーを充電しても、

貯めた分すべて、罪悪感で消費してしまう。


そんな状態なんです。

昼夜逆転のときって。


だから、


とにかく、長男が罪悪感なくゆっくり休める環境を作る。

そのためには、生活や学校に関する声がけは一切しない。


ということを続けたんです。


すると1ヶ月ほどで、

長男の昼夜逆転は自然と治り始め、


2ヶ月経った頃には、

エネルギーが貯まって動きたくなったようで、

一緒にカンフー教室に行き始めました。


もう4年も前のことになるんだね。


不登校になった4月から半年間、完全不登校だった長男は、

10月の後期が始まるタイミングで、

 

学校に自分の意思で復帰しました。


でも、

それからも茨の道。


本人は、

学校好き、友だち好き、授業好き、先生好き。

学校に行きたいという気持ちは強い。


それなのに、身体が言うことを聞かない。


身体中にじんましんが出て、

本態性低血圧や起立性調節障害の症状も出て、

身体は学校に行くことを全力で拒否してる状態。


それでも、長男は、必死に学校に通い、

連絡進学で、付属高校に進学できたけど、

これ以上通うのは難しいと、本人が決断し、

高1の9月に、N高へ転学しました。


転学したら、みるみる元気になり、

今や週4で予備校と塾に通って、

大学受験に向けて頑張っています。


長男の不登校が解決して、今思うことは、

「黙って見守る」

ということが、ほんとうにほんとうに大事だった。


父親も母親も、自分のありのままの存在を受け入れてくれている。

と感じられる日々の生活の積み重ねから、


「みんなと同じようにできない」

「自分はダメだ」

という罪悪感や自己否定のループから、

長男は、少しずつ抜け出すことができた。


そのままでいいんだよ。

そのままで大丈夫だよ。

という、私と夫の長男に向けている意識が、


長男の心身を癒やして、

再び活動的に生きるチカラを作れるようになった。


どうにかしようとすることは、

子どもを変えようとすることに繋がってしまう。


今の子どもを変えようとすることは、


「自分は今のままではダメなんだ。」

「変わらなきゃいけないんだ。」

という、

親が自分を否定するメッセージとして、

 

子どもは受け取ってしまいかねない。


どうにかしようとしない。

黙って見守る。


これって、

親にとっては、

めちゃめちゃ怖いことだし、根性がいることです。


だけど、

これほど、子どもの心身を救ってくれる方法はない。


私はそう思っています。


黙って見守るって、

ほんとうに難しかった。しんどかった。


でも、あのとき、

黙って見守るを貫けて、ほんとうに良かった。


長男本人はもちろんですが、

私も相当頑張ったよなぁって思う。


児童精神科医の高岡健さんも、

「黙って見守るだけでよい」

と言っています。


不登校新聞のnote

「昼夜逆転、親は何もしなくて大丈夫です」児童精神科医が断言する理由

 

 


から、記事を一部抜粋しますね。

 

「心配いりません。むしろ、不登校の初期に昼夜逆転がみられない場合のほうが、どこかで無理をしている可能性が高いので、かえって心配です

と指摘します。

高岡さんいわく、いったん社会から撤収したいという心理が働いたときには、生命を守ること以外はすべて重要ではなくなるとのこと。

つまり、子どもにとってエネルギーの消費量が最小限で済むような生活スタイルになるということです。

高岡さんは「昼夜逆転には自分の生命を守るという働きがある」とし、声がけや対応は何もいらず、親は後ろから見守るだけでよいと指摘します。

 


昼夜逆転も、

ゲームばかりしているのも、


子どもにとって、

命を守る行動。


子どもは、生きることを放棄したのではなく、

 

むしろ、懸命に生きようとしているしている証なんです。


だから、

そのような状態になっている子どもに対して、


昼夜逆転を直そうとすることや、

ゲームを制限することは、


子どもに、

命を守ることをやめさせようとしていることになる。


親の良かれや、親の都合で、

子どもをどうにかしようとすることは、

逆効果になりかねない。


子どもが、

命を守ろうとしている状態のときは、

黙って見守ってあげることが、

子どもの一番の回復に繋がる。


黙って見守ることは、

しんどいし怖いし難しいけど、


ほんとうに子どものためを思うなら、

黙って見守ってあげてほしい。


自分のしんどさ怖さは、

自分で抱えて自分で向き合っていこう。


子どもをどうにかしようとすることは、

自分のしんどさ怖さを、

子どもをどうにかすることで消そうとしてるってこと。

 

 

自分のしんどさや怖さを、

 

ただでさえ、しんどい状態の子どもに、


押し付け背負わせてるってこと。

 

 

 

子どもをほんとうに思うなら、

 

どうにかしようとせず、黙って見守ってあげよう。

 

 

私たち親が、

 

黙って見守ってあげることは、

 

子どもに、たくさんの安心と勇気を与えるから。

 

 

 

 

チューリップオススメUMIカウンセラー

 

 

 

 

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