こんにちは。高橋ゆりこです。
やっと書けたカホコ記事。。。
1カ月経っちゃったよ(笑)
過保護のカホコＳＰ。
ＳＰなので詰め込みすぎ感は否めませんでしたが、
カホコとはじめくんの良さがしっかり表現されていて、
とっても楽しく観ました。
他の登場人物のキャラも皆さんそのまんまで、
みんな成長してないじゃん！っていう別の意味での安定感(笑)
（糸ちゃんだけめっちゃ成長してた 笑）
今回のＳＰで心に響いた部分は、
色んな問題がうまく行かなくて悩んでいたカホコの前に、
妄想のばあばが出て来て、
「ばあばみたいにしたいのに、何にもできてないし。」
と落ち込むカホコに対して、ばあばが、
「そういうときはね。自分の一番いいところを忘れてるのよ。」
と言った言葉です。
「うまく行かないときは、自分の一番いいところを忘れてるとき」
相変わらず、ステキなメッセージを投げてくれるドラマです。
人の長所と短所は、その人の性質のオモテとウラ。
長所も短所も、どちらも根っこは同じものです。
性質がプラスに作用するのか、マイナスに作用するのか。
これが、長所と短所の違いなんです。
本来は、長所も短所も同じ性質です。
以前、カホコと貢献感という記事にも書きましたが、
カホコは、相手の喜ぶ顔を想像して、
自分自身が楽しくなることをする子です。
それをすること自体が、カホコの喜び。
喜んでくれたら、すごくうれしい。
だけど、喜んでもらうことを、相手に押しつけない。
相手に自分の好意を受け取ってもらうことを求めない。
それがカホコです。
相手からしてみたら、
自分がして欲しいことと、
カホコがしてくれることが、全然違ったりするから、
うざかったり、面倒くさかったり、困ったりするけど、
だけど。
人の心を動かす。
うざいのに、めんどくさいのに、困ってるのに、
カホコの思いに心が動く。
カホコの「人の心を動かす不思議な力」は、純粋な貢献感です。
そして、この「カホコの不思議な力」は、
カホコ自身がしっかりと満たされていたから、
周囲に与える力として発揮できていました。
でも、今回のカホコは、過度な貢献感から、
仕事では、本来の業務以上のことをいっぱい引き受けます。
はじめくんに、絵に集中して欲しくて、家事を分担させません。
自分の睡眠も、ゆっくりはじめくんと過ごす時間も、
すべて犠牲にして、
自分を満たすことを後回しにして、
ただひたすら、周囲に与えようとします。
その行動は、全てが空回り。
余計に相手のエネルギーを奪い、相手に負担をかけてしまう。
という結果になっていました。
カホコの長所であったはずの「貢献感」が、
過度に働いてマイナスに作用し、短所になっている状態です。
この原因は、カホコ自身がしっかり満たされていないから。
経営不振のカホコハウスの売却の件も、
両親の離婚の件も、
たもつくんのネグレクトお母さんの件も、
「カホコがどうにかするから！」と全て抱え込み、
解決のために奔走しますが、カホコ自身が満たされていないため、
どんどん空回りしていきます。
自分自身が満たされていなければ、人に与えることはできません。
それなのにカホコは、
自分を満たすことをどんどん後回しにして行きます。
そのため、エネルギー切れ（気枯れ）を起こしていて、
周囲に全く与えることができなくなっているだけでなく、
どんどん周囲から「奪う」状態になってしまったのです。
周囲から「奪う」状態は、マイナスを与えている状態。
物事は、どんどんマイナスに進んでいきます。
妄想で出て来たばあばが、カホコの一番いいところを、
過保護に決まってるでしょ。
過保護に育てられたおかげで、後悔したこともないし、
愛と夢を100％信じられるようになったのよ。
いつも通りのカホコでいないと。
と、カホコに伝えてくれます。
「カホコの一番いいところは過保護に育てられたこと。」
これは、ばあばからカホコへの、
「まずは、カホコ自身を満たしなさい」
というメッセージです。
周囲に甘えて、助けてもらって、自分に必要なことを優先して、
自分をしっかりと満たしてから、周囲のために動きなさい。
それが、いつも通りのカホコでしょ？
ということなんですね。
そんなカホコを救うのは、やはり、はじめくんでした。
はじめくんの、カホコの気持ちを受け止める力はやっぱりすごい。
カホコが、カホコのやりたい形で色んなことをできるように、
全力でサポートしよう。
はじめくんの覚悟が、色んな場面で表現されていました。
「絵を諦めて就職する」と決意したのは、
カホコを守りたいという、はじめくんの大きな覚悟です。
そして、カホコがひとりで抱え込んでいた問題を解決するためにカホコが走る先々に、はじめくんは先回りして必ずそこにいます。
糸ちゃんの旅立ちのときも。
保くんのお母さんのときも。
カホコの両親が離婚届を出そうとしたときも。
カホコのフォローをするために、必ずそこにはじめくんがいる。
そして、カホコの両親の前で、はじめくんが宣言した言葉。
でも今この世界で一番カホコを愛しているのは、お二人ではなくて俺です！
ていうか、俺じゃなくちゃダメなんです！
カホコを幸せにしなきゃいけないのは、俺じゃなきゃダメなんだよ！
このはじめくんの言葉を聞いたカホコも、
ママパパごめんね。
カホコもそうだよ。はじめくんが一番。
と宣言します。
カホコに、
「何が一番大切で、何を一番優先する必要があるのか」
はじめくんが、気づかせるのです。
さらにはじめくんは、カホコの両親にこう言います。
お父さんもお母さんも、やっぱりお互いのことを一番に思ってほしいんです。
カホコのせいで離婚するなんてこと、絶対にやめてほしい。
家族の一番の核（コア）は「夫婦」。
家族の最小単位である「夫婦」が、
お互いを一番に思って生きることが、家族全体の幸せに繋がる。
さらに、家族以外の大切に思う人たちの幸せにも繋がる。
家族が幸せであるために、一番優先する必要があるのは、
子どもではなく、夫婦の関係性。
夫婦がお互いに、相手を一番大切に思って生きていたら、
家庭は、夫も妻も、自分をしっかり満たせる場所になる。
そういう家庭で育つ子どもは、間違いなく幸せに満たされる。
夫婦が満たされていれば、家族は幸せに満たされる。
満たされた家庭で暮らす人々は、
周囲の人々に沢山のモノを与えられる。
大切なメッセージを、はじめくんは投げかけてくれました。
これ、本当に大事なことです。
色々問題を抱えていると、
自分やパートナー以外のことを優先しがちですが、
大切にする順番は、
まずは自分。
次はパートナー。
その次が子ども。
そして、親、その他
大切にする順番、入れ違っていませんか？
今回のカホコＳＰも、とっても大切なメッセージが沢山詰まっていました♡
「うまく行かないときは、自分の一番いいところを忘れてるとき」
「家族の幸せにとって一番大切なのは、夫婦の関係性」
深いわ～～～！！！
最後のカホコの両親がじいじの家に同居しているシーンも、
カホコを幸せにすると決めた、はじめくんの覚悟が表れてた。
しかし、竹内涼真さんは、演技うまいですねー。
カホコが甘えたときの、
「あーもうかわいくてたまらなくてどうしよう」って顔。
カホコが、「初くんはすっばらしい父親になるであろう、なるに違いない」って言ったときの顔。
どちらも、ハッと目を惹きつけられました。
俳優さんってスゴイですね。
１年ぶりなのに、全員１年前と同じキャラのまんまになってた♡
実は、高畑充希さんと竹内涼真さんは苦手なのですが、
カホコとはじめくんは、大好きです。
本当にハマり役だと思います
2019年、2020年、と「北の国から」や「渡る世間は鬼ばかり」のように、年１でSP続けて欲しいな。
SPだから無理くり感は否めなかったですが、カホコとはじめくんの良さはめっちゃ表現されてたステキなSPドラマでした。
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15日東京にも顔を出しますよ～。
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