カホコの母娘の関係性とブロックの仕組み | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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こんにちは。高橋ゆりこです。

 

前回の記事↓

ブロックは性格を形成する元になる

 

の最後に、カホコのママのブロックは、

 

 

「そのままのわたしでは愛されない。」

 

 

これが、カホコのママのブロックの正体です。

 

 

と書きました。

 

 

カホコのママのブロックが、

 

どんな風に、カホコとママとの関係性を創り出したのか?

 

今日はその仕組みについて書きますね。

 

 

カホコのママは、子ども時代に、

 

 

妹たちが自分に懐かず、

 

お母さんは自分を甘やかしてくれず、

 

どんべえという子犬が自分に懐かず、

 

 

という体験を積み重ねることで、

 

 

もしかしたら、誰もわたしのことなんか好きじゃないのかもしれない

 

 

というブロックを創り上げます。

 

 

そのため、

 

 

自分を愛してもらうために、

 

ひたすら自分のスキルアップをし続け、

 

頑張り続けた人生だったのだと思います。

 

 

そんなカホコのママは、カホコを授かります。

 

 

カホコのママは、三姉妹のそれぞれの本音告白のシーンでこんなことを言っていました。

 

 

「カホコだけは違った

 

こっちが呼ばなくても、天使みたいな笑顔でわたしの胸に飛び込んできた。

 

小さな体で突進してきて、思いっきり抱き着いてきて、

 

嬉しくてたまらなかった。

 

この子だけはわたしのことを無条件で愛してくれる。

 

この子の愛情だけはどんなことがあっても信じることができる。」

 

 

カホコのママは、人生で初めて、

 

子どもが無条件に母親に向けてくれる愛情に触れたとき、

 

 

この愛情を絶対に失いたくない

 

 

と強く思ったんだろうね。

 

 

カホコのママと同じく、無条件に母親に向ける愛情に触れた12年前のわたしは、カホコのママとは違うことを、強く感じました。

 

 

当時、産後鬱で心に全く余裕がなく、笑顔すら長男に向けてあげることができないような母親だった。

 

イライラをぶつけても、強く叱っても、無表情でも、長男は全身全霊でわたしのことを信頼してきた。

 

 

そんな小さな長男の深くまっすぐな愛情に触れるたびに、

 

わたしは、

 

 

「こんなお母さんでごめん。

こんなお母さんなのに、

そんなに全身全霊でわたしを愛さないで。

お願いだからやめて!」

 

 

と強く強く思いました。

 

この詳細については、過去記事「わたしを愛さないで!」をどうぞ。

 

 

受け取る人によって、受け取り方は、本当にひとそれぞれですね。

 

 

カホコのママは、カホコの無条件な愛を絶対に失いたくないと思った。

 

 

だから、カホコが自分がいないと生きられないような子に育てた。

 

 

1話を観ていたときに、長男(12才)が

 

「カホコがママの奴隷にしか見えなくて、見てられない」

 

と言ってドラマを観るのを脱落したのですが、

 

長男の表現はまさにドンピシャ。

 

 

カホコのママは、カホコが自分から逃げないように、

 

依存という鎖でしばりつけていた。

 

 

カホコが身の回りのことを自分でできるようになってしまったら、カホコのママはカホコから必要とされなくなる。

 

そんな強い恐怖を無意識に抱えていたんだろう。

 

 

実際に、ドラマの中でも、

 

カホコが「自分のことは自分でやる!」と決意を伝えたことについて、

 

「もうママは必要ないと言われたような気がした」

 

と、カホコのママは話しています。

 

 

自分の中にある無意識の恐怖を埋めるために、

 

カホコにもできるであろうことを、やらせて、見守るということをせずに、

 

取り上げて、教えもせずに、甲斐甲斐しく世話して、

 

良い母親ができている気分に浸っているだけです。

 

 

カホコの成長の芽を、摘みまくっている母親。

 

夫も娘も、自分がいなきゃ何もできないように、コントロールしているのです。

 

 

カホコはママがいないとダメなのね 

 

と、確認することで、カホコが離れていく恐怖や不安を埋めているのです。

 

 

大好きだよの連呼は、ママがカホコに言わせてるセリフです。

 

 

カホコにママ大好きと言わせて、

 

それを無視することで、

 

カホコが何度もママ大好きと言ってくる。

 

そんなカホコの様子を見て、カホコの愛情を確認している。

 

 

でもね。

 

カホコから、どれだけ「ママ大好きだよ」という言葉をもらっても、

 

カホコのママの愛情欠乏の穴は埋まらない。

 

その穴を埋められるのは、カホコの愛情ではないんです。

 

 

カホコのママ自身が、その穴に気づいてあげること。

 

その穴の存在に気づいて、自分で自分を癒すこと。

 

そうすることでしか、その穴は埋まらないのです。

 

 

自分の心の穴を埋めるための道具にカホコを使ってしまっていたことに、早く気づけるといいね。

 

 

でも、そんな育て方しちゃったけど、悪いことばかりじゃないよ。

 

 

麦野くんが、最後のシーンで、

 

「カホコ大好きだよ」

 

 

とすんなり言えたのは、

 

カホコが母親に純粋に大好きだよと呼びかけるひたむきさを見て、

 

それが出来ない自分も、

 

呪縛から解放されるような温かさを感じて、

 

ふと言葉に出すことができたんだよね。

 

 

そんな風に、人の心を打つ純粋なひたむきさを持つ娘に育てたのは、他の誰でもない、カホコのママなのです。

 

 

 

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