こんにちは。高橋ゆりこです。
先日の記事↓
の中で、
自立は、たっぷり依存して満足したところから、始まります。
と書きました。
これは、
お母さんにたっぷり甘えてないと、自立できない。
という意味ではありません。
人の成長の段階について、
先月開催された、コラボセミナーの中で、川相ルミさんが仰っていたお話を引用して説明しますね。
人は、段階的に成長し、自立していきます。
まずは依存期。
存分に甘えて、迷惑をかけて、たっぷりと愛情をもらう。
お世話をしてもらうのが当たり前の段階です。
ここで十分に欲求が満たされると、次の自立の段階に進みます。
ここが満たされないと、この段階でとどまることになります。
次の段階は、頭を育てる期。
駆け引きなどのコミュニケーションを学ぶ時期です。
自分の欲求を満たすために、人を使う。
自分のエネルギーを出さずに得をする。
など、人から奪う、損をさせる マイナス行動を沢山する時期です。
人から奪ったり、損をさせることが多いので、
自分も奪われたり、損をしたと感じることが多いです。
不満 マイナス感情をたくさん抱える時期です。
この段階で存分にマイナスの世界を堪能できたら、
マイナスへの偏りを調整するために、反動で、意識的にプラスに偏る期が訪れます。
奪われたくない。
損をしたくない。
がゆえに、
腹の中では嫌なことを感じてるのに、表面上はいい顔をしたり。
文句を言われても笑顔で返したり。
世渡りをするために、裏腹でもプラスを出そうとする時期です。
時代の流れでも、
プラス思考
ポジティブ変換
が、流行った時期がありましたね。
このプラスに偏る期を経て、中庸になるのです。
マイナスもＯＫ。
ＮＯはNOと言おう。
ありのままの自分を受け入れよう。
などなど。
時代の流れは、最近はここがテーマですね。
これは、今まで自分の中から排除していたマイナスを、自分の中に戻す時期です。
悪いところを見せたらいけないと思ってるなら、自分でその悪いところを認めていく という作業をする必要があります。
ここまで来てようやく、
自立。
使命を生きる。
魂を生きる。
ということが、できるようになります。
このそれぞれの段階を、
依存期。
↓
マイナスをいっぱい出す時期。
↓
プラスに偏る時期。
↓
自分にマイナスを戻し中庸になる時期。
ひとつずつ、ステップアップしてからでないと、自立には向かえません。
それぞれの期で行う必要があることを満たしていないと、次のステージには進めません。
いま、自分がどの段階にいるのか？
を自覚することが大事です。
依存期から抜けるためには、
親
パートナー
子ども
などに対して、しっかり依存する。
ということが、重要になってきます。
必ずしもお母さんでなくてもいいのです。
身近にいる依存できる人に、しっかりガッツリ依存する。
依存の段階にいる人の近くには、
必ず依存させてくれる人が存在します。
わたしには、そんな人はいません。
と仰る方がいらっしゃいますが、それは勘違いです。
必ずいます。
そばにいつもいてくれている、依存できる人に気が付いて下さい。
依存しまくっているのに、長年依存から抜けられない。
そういう場合は、罪悪感があります。
罪悪感があると、依存からは抜けられません。
依存しつつ自分を責めているので、しっかり甘えられたという満足感が得られないからです。
依存することは当たり前だと思うことが大事です。
赤ちゃんのように、してもらって当たり前。
これをしたら嫌われる、と思わない。
この意識で依存できる相手に依存するのです。
悪いな。
申し訳ないな。
を、手放して、甘える。頼る。助けてもらう。
わたしは、いま依存の段階にいるのだから、存分に依存してＯＫなのだ！
わたしが依存する相手は、この人！
そう決めて、罪悪感を持たずに、しっかりと依存しよう。
そうすれば、すんなりと、次のステージに進めますよ(^^)
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