いままでご愛読ありがとうございました。
7月末に始めたこのブログですが、
短い間にさまざまなことを勉強させていただきました。
アメブロという特殊な世界がこの8か月の間に
だいぶ理解できるようになりました。
残念ながら、皆様の応援を励みに更新を続けてまいりました。
半分以上の方が記事内容を読まれていないことや、
「いいね!」だけ、釣りコメントだけを目的に活動している方々、
が他所に比べて非常に多いことを実感し、
このままアメブロでブログを続けていく意欲が減衰いたしました。
またこの状況を望んで形成している運営側にも失望いたしました。
旧時代的な発想かもしれませんが、意味のあるコンテンツを
発信することを念頭にブログを書いている以上、よりよい
環境を求めて、ブログ移設、サイト開設へ進むことを決断した次第です。
みかけのPVに躍らされる愚かさに気づかないブロガーが多数存在するとしたら
それはビジネスとして成立していない限り、時間の浪費、人生の浪費だと考えます。
さて、本記事を持ちまして、あらたな記事更新は終了いたします。
もし万が一、このアメブロ内、本ブログの読者の方々の中に、
これから真剣に中学受験と取り組もうと考えている方が、一人でも
いらっしゃるようでしたら、より一層、検索エンジンを上手に活用されることと、
本ブログの記事を改めて読み返すことをお薦めいたします。
そして第一志望校に合格されることを切にお祈り申し上げます。
東京の次は神奈川の状況を見てみます。
まずは初回日程で見る志望順位の問題。
神奈川は男子の有力校が2月2、3日の入試日程ですので、
2月1日に日程を構えている学校も、志望順位が高い、とは言い切れません。
サレジオ学院や逗子開成は上位校の第一志望者が併願するには
おあつらえ向きの日程になっていますので、この数字からあまり多くは
語れないようです。
女子はフェリス、横浜共立学園、横浜雙葉の併願先を
洗足学園が一手に引き受けているのか、初回受験生の比率は3回入試
にも25%とかかわらず低く出ていますが、いたしかたのないところでしょう。
ほかに目立つのはカリタス女子、湘南学園が初回を午後入試にしている点です。
そのせいで両者とも初回受験生の比率が高く出ています。
東京同様、入試日程が3回以内の学校で、午後入試を実施しているのはごくわずか。
2回入試の中央大学附属横浜と3回入試のカリタス女子の2校のみです。
しかし、受験者総数500名以上の学校で入試を4回以上行っている学校は
桐光学園を除いてすべてが午後入試を実施しています。
この中でもっとも午後入試に依存していないのは鎌倉学園。スタイルとしては
東京の高輪のように、聖光、栄光、浅野の神奈川御三家男子校の併願者を狙って
1日午後に設定しているものと思われます。
桐蔭学園も男子部・女子部・中等教育学校のすべてで午後入試を実施していますが、
すでに比率が全体の3分の1を超え、志望順位の高い受験生を集めることが
できなくなっています。なかなか厳しい状況です。
午後入試の比率が高い学校で言えば。青山学院横浜英和、日本大学の数字が目立ちます。
第一志望ではないが、午後なら受け得、という取られ方なのであれば、
いわゆるブランド志向のライトなタイプの受験生も、神奈川はまだまだ多いのかな、
と思ってみたりもします。
千葉は初回入試は有力校で日程が分散しているのと、
午後入試実施校が3校しかありませんから、ここでの分析は割愛です。
ということで埼玉に進みます。
埼玉は栄東の一極集中が続いています。また、東京からの受験生は埼玉の学校に対しての
志望順位は低いため、初回日程の占有率を東京・神奈川と同様に論ずることはできません。
それでも初回日程の占有率が5割を切るということは、志望順位の高い他校と
併願されているということになるでしょうか。
その状況の中で解禁初日の1月10日から午後入試をする意義はあるのか、
と思いますが、こと埼玉生に関しては、2月からの
東京の入試に関係なく、早く決着をつけたいという考えの受験生もおり、
年を追うごとに盛況になってます。
しかし、2011年中学開設の開智未来が午後入試主体の日程を組んでいるのを
除けば、午後入試の比率が高まりつつある、春日部共栄、城北埼玉は
人気を落としているということになるでしょう。
午後入試によって受験生を確保した先にどういう施策を継いでいくのか、
という問題は埼玉でも東京・神奈川と同様な現象が起こっていると言えるでしょう。
<お知らせ>
このブログが以下へ移転します。
中学受験DEEP-INSIDE 2016-2017
現在移行作業中です。記事の重複等が発生しますので
ご容赦ください。
なお、移行に伴い、3/3よりこちらのブログ更新は2日に一度に
変更しています。
その後、徐々に更新ペースを緩め、3月中には完全移行を
計画しておりますので、ご了承ください。
なお、これまで同様、新ブログも「人気ブログランキング」に参加します。
応援のほどをよろしくお願いいたします。
ことしの入試分析を少しずつ進めています。応援クリックもよろしくお願いいたします。
まずは初回日程で見る志望順位の問題。
神奈川は男子の有力校が2月2、3日の入試日程ですので、
2月1日に日程を構えている学校も、志望順位が高い、とは言い切れません。
サレジオ学院や逗子開成は上位校の第一志望者が併願するには
おあつらえ向きの日程になっていますので、この数字からあまり多くは
語れないようです。
女子はフェリス、横浜共立学園、横浜雙葉の併願先を
洗足学園が一手に引き受けているのか、初回受験生の比率は3回入試
にも25%とかかわらず低く出ていますが、いたしかたのないところでしょう。
ほかに目立つのはカリタス女子、湘南学園が初回を午後入試にしている点です。
そのせいで両者とも初回受験生の比率が高く出ています。
東京同様、入試日程が3回以内の学校で、午後入試を実施しているのはごくわずか。
2回入試の中央大学附属横浜と3回入試のカリタス女子の2校のみです。
しかし、受験者総数500名以上の学校で入試を4回以上行っている学校は
桐光学園を除いてすべてが午後入試を実施しています。
この中でもっとも午後入試に依存していないのは鎌倉学園。スタイルとしては
東京の高輪のように、聖光、栄光、浅野の神奈川御三家男子校の併願者を狙って
1日午後に設定しているものと思われます。
桐蔭学園も男子部・女子部・中等教育学校のすべてで午後入試を実施していますが、
すでに比率が全体の3分の1を超え、志望順位の高い受験生を集めることが
できなくなっています。なかなか厳しい状況です。
午後入試の比率が高い学校で言えば。青山学院横浜英和、日本大学の数字が目立ちます。
第一志望ではないが、午後なら受け得、という取られ方なのであれば、
いわゆるブランド志向のライトなタイプの受験生も、神奈川はまだまだ多いのかな、
と思ってみたりもします。
千葉は初回入試は有力校で日程が分散しているのと、
午後入試実施校が3校しかありませんから、ここでの分析は割愛です。
ということで埼玉に進みます。
埼玉は栄東の一極集中が続いています。また、東京からの受験生は埼玉の学校に対しての
志望順位は低いため、初回日程の占有率を東京・神奈川と同様に論ずることはできません。
それでも初回日程の占有率が5割を切るということは、志望順位の高い他校と
併願されているということになるでしょうか。
その状況の中で解禁初日の1月10日から午後入試をする意義はあるのか、
と思いますが、こと埼玉生に関しては、2月からの
東京の入試に関係なく、早く決着をつけたいという考えの受験生もおり、
年を追うごとに盛況になってます。
しかし、2011年中学開設の開智未来が午後入試主体の日程を組んでいるのを
除けば、午後入試の比率が高まりつつある、春日部共栄、城北埼玉は
人気を落としているということになるでしょう。
午後入試によって受験生を確保した先にどういう施策を継いでいくのか、
という問題は埼玉でも東京・神奈川と同様な現象が起こっていると言えるでしょう。
<お知らせ>
このブログが以下へ移転します。
中学受験DEEP-INSIDE 2016-2017
現在移行作業中です。記事の重複等が発生しますので
ご容赦ください。
なお、移行に伴い、3/3よりこちらのブログ更新は2日に一度に
変更しています。
その後、徐々に更新ペースを緩め、3月中には完全移行を
計画しておりますので、ご了承ください。
なお、これまで同様、新ブログも「人気ブログランキング」に参加します。
応援のほどをよろしくお願いいたします。
ことしの入試分析を少しずつ進めています。応援クリックもよろしくお願いいたします。
きょうは東京で4回以上入試を行う学校の初回占有率、午後入試比率、および
適性検査型入試の占有率です。
4回以上入試を行う学校で、第一志望者もしっかり集めている学校と
なると、ほとんど見当たらないのが事実です。初回の午前入試で30%以上
集めているのは、東洋大京北ただ一校。
でも、この学校も共学化2年めで早くもバブルが弾け始めた印象なので、
そうなると25%を超えている日大豊山、江戸川女子あたりがそこに続く
と言えるでしょうか?
問題は午後入試を導入して、そっちが主になって、
午後入試分が上乗せなのではなく、志望順位の高い受験生が来なくなる、
つまり「併願するとお得な学校」という捉え方をされるようになる、
ことがわかります。
午後入試の比率が50%を超えてしまうと、主従逆転で、
これをどこかのタイミングで本来ある形に戻さないと、
時間が経つに連れて「午後入試があるから受けてみるっていう
学校でもないし…」と、受験生側の評価が下がってくるのじゃないでしょうか。
ことしの実績を見ると、跡見学園と東京女学館は危険信号です。
このタイプの女子校が「一番手でなくてもいいや」と思われ始めると、
徐々に受験生離れが進むものと思われます。
そうなる前に、出口で結果を出さないと。
同様に、午後入試だけでなく適性検査型入試にも頼り切っている学校が
見受けられますが、何とか我慢できるのは
長くて6年めまででしょう。そろそろ
教育内容で世間を納得させないと、この先は厳しいと思います。
その点では、広尾学園、青稜、国学院久我山はいまギリギリのラインに
いると思います。
この表の中では高輪だけがはじめに午後入試ありきなのではなく、
午前入試で上位校の併願を受けているポジションなので例外ですが、
残りの学校で午後入試比率が4割に満たない学校は
見当たらないという現実を直視すべきでしょう。
それでも「1人でも多くの受験生が欲しい」というのなら、
鴎友や本郷はまったく世間の流れに逆行している変わり者の
学校ということなんでしょうね。
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適性検査型入試の占有率です。
4回以上入試を行う学校で、第一志望者もしっかり集めている学校と
なると、ほとんど見当たらないのが事実です。初回の午前入試で30%以上
集めているのは、東洋大京北ただ一校。
でも、この学校も共学化2年めで早くもバブルが弾け始めた印象なので、
そうなると25%を超えている日大豊山、江戸川女子あたりがそこに続く
と言えるでしょうか?
問題は午後入試を導入して、そっちが主になって、
午後入試分が上乗せなのではなく、志望順位の高い受験生が来なくなる、
つまり「併願するとお得な学校」という捉え方をされるようになる、
ことがわかります。
午後入試の比率が50%を超えてしまうと、主従逆転で、
これをどこかのタイミングで本来ある形に戻さないと、
時間が経つに連れて「午後入試があるから受けてみるっていう
学校でもないし…」と、受験生側の評価が下がってくるのじゃないでしょうか。
ことしの実績を見ると、跡見学園と東京女学館は危険信号です。
このタイプの女子校が「一番手でなくてもいいや」と思われ始めると、
徐々に受験生離れが進むものと思われます。
そうなる前に、出口で結果を出さないと。
同様に、午後入試だけでなく適性検査型入試にも頼り切っている学校が
見受けられますが、何とか我慢できるのは
長くて6年めまででしょう。そろそろ
教育内容で世間を納得させないと、この先は厳しいと思います。
その点では、広尾学園、青稜、国学院久我山はいまギリギリのラインに
いると思います。
この表の中では高輪だけがはじめに午後入試ありきなのではなく、
午前入試で上位校の併願を受けているポジションなので例外ですが、
残りの学校で午後入試比率が4割に満たない学校は
見当たらないという現実を直視すべきでしょう。
それでも「1人でも多くの受験生が欲しい」というのなら、
鴎友や本郷はまったく世間の流れに逆行している変わり者の
学校ということなんでしょうね。
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