人工内耳と音楽 仮想チャンネルへの期待 | クロマの人工内耳リハビリ日記

クロマの人工内耳リハビリ日記

2023年5月に左耳に人工内耳を装着しました。
人工内耳のことやこれからのリハビリについて、少しずつ書いていきたいと思っています。

年末年始はとても忙しく、やっとブログを書く時間がとれましたにっこり
面倒な大掃除は、昔のように音楽で気分を上げることに音符

Spotifyでキビキビ動けそうなストーンズやエアロスミスなどを選び、
ブルートゥースでプロセッサに送ります音譜
知っている曲なら脳が覚えていてちゃんと聞こえるという話も聞くけれども、
私の脳はそこまでだませない感じで、
メロディアスなバラードも
ドラムやベースが大きく聞こえてダンスミュージックのようです泣くうさぎ

かつては音楽が中心の生活をしていたので、
「もう二度と音楽を聴くことはできない」という思いが浮かぶたびに、
暗澹とした絶望感でいっぱいでしたネガティブ
そう考えると、ここまで聞こえるようになった
人工内耳の恩恵は素晴らしいです。
よくこんな技術を思いついたといまさらながら驚きます。
でも、もう少しちゃんと音楽が聞こえるようになるといいのにショボーン

人工内耳は音を電気信号に変換して、
直接神経を刺激して脳へ電気信号を送るので、
電極が何チャンネルあるかで、刺激の種類が決まります。
でも、電流は広がって伝播するため、
10~24チャンネルくらいまでしか刺激の種類が増やせないらしいです。
だから微妙な音の差を聴き取る必要のある音楽などは難しいのでしょう。


ただ人工内耳もまだ過渡期で、
仮想チャンネルの使用など
いろいろな試みがなされているようです。

仮想チャンネルの使用というのは
アドバンスト・バイオニクス独自のカレントステアリング技術です。
カレントステアリング技術を使用することで
16 電極、120 チャンネルを実現させたとのこと!!

 

 


コクレアでもこういう技術を開発して、
音楽がちゃんと聞こえるようになるといいなあニコニコ