初代初音ミクの発売日は2007年8月31日。
ニコニコ動画であらゆるユーザーに震撼をもたらしました。
そんな中。皆さんはこちらの動画を覚えているでしょうか。
こちらは、2009年の12月に投稿されました一ユーザー(みさいる氏)による自作等身大初音ミクです。
のちに、二足歩行をさせる実験などを行ってもいました。
そして、既にある初音ミクとは違い、みさいる氏が考案した新しいキャラクター。
「足立レイ」のヒューマノイドの開発が開始。
「足立レイのイメージイラスト」
一から始まったロボットの「ヒューマノイド」なら
声も一から作れったら面白いのでは。と考えたみさいる氏。
声優(中の人)がいない声を作ることになりました。
完成した音源のUTAU音源も公開されました。
時は経ち、AI技術が発展していく現在。
みさいる氏は株式会社エーアイに連絡を取り、中の人がいない声でA.I.VOICEを作ることは可能なのかと問い合わせすると、技術的には作ることは可能という返答があったそうで、A.I.VOICEで中の人がいない公式読み上げソフトを作るという企画が持ち上がったそうです。すごい。
そして、その資金集めとしてのクラウドファンディングが
2021年3月9日(ミクの日)より開始されました。
A.I.VOICEと言えば、現在「伊織弓鶴」「琴葉茜・葵」が出ており、「結月ゆかり」「紲星あかり」のA.I.VOICE化も決まったことが公式から表明されています。
そんな中「足立レイ」が参入するとは驚き。クラウドファンディングが成功すれば、同じエディター上で「足立レイ」を喋らせることができるようになります。
クラウドファンディングのページはこちら。
最低目標金額は350万円。支援金額は3万円コースと10万円コースの二種類。
もう少し、低い金額の支援金額枠が欲しいという要望もあったそうで現在検討中とのこと。
クラウドファンディング期間は3月9日から3月29日の二十日間。
二十日間で350万円が集まるか難しいかもしれませんが、成功すれば一から始まった「足立レイ」がさらに向上したヒューマノイドになることでしょう。