あの日も猛烈に暑かったが、今やその日が可愛く感じられるほど夏の厳しさは年々増すばかりです。
2015年7月31日没。最後の舞台を作ったことは誇りであります。
あれから11年か光陰矢の如し、肛門屁の出口。
加藤親方の当たり役、市川崑監督作品の金田一シリーズの等々力署長(だったり警部だったり)。
これには原典があります。東京12チャンネルの”プレイガール”。
アマプラの東映オンデマンドで全ての回が見ることが出来ますが、
これにドジで男やもめのヒゲの河豚田警部でかなりの回数出演しております。
その頃は40を出たばかり、凄い風格!
加藤親方存命中はプレイガールのDVDは抜粋で何故か河豚田警部登場回を綺麗に
除かれたものしか売っていなかったので、この話を本人と深くできなかったのですが
確かに「プレイガールに等々力警部の元祖があるの」と仰ってましたね。
「よし分かった」はありませんが扮装や人物もそっくりです。
相方の若手刑事が郷鍈治さんというパターンが多かったんですが、なんと親方に体を鍛える
トレーニングを薦めたのはこの郷鍈治だったのだとお嬢さんから伺いました。
郷鍈治さんは早死に、加藤親方はジムのサウナで急死ですから何とも複雑な心境になります。
余談ながら「犬神家の一族」で犬神佐兵衛のいまわの際に弁護士が正当な相続人に対して
不利な遺言書を開陳する場面が有名ですが、
これもプレイガールの第75話「男殺し裸の牝猫」(片山由美子さん初登場)で
よく似た場面があります(弁護士役は渡辺篤)。無論プレイガールのほうが先行。
ということは!市川崑監督はプレイガールをかなり見ていた証拠になるんじゃないでしょうか?
死の12日前のリハーサル風景。
稽古を厭わぬ加藤親方。
職業として舞台を選んだ誠実さ真面目さを今も目標としております。
