2024年12月2日(月)は京都ブライトンホテルにてお待ちかねの京山幸枝若人間国宝認定書交付式です。

7月の発表から交付式まで4か月もあります。この日までに病気になったり死んだりしたらどうなるのか?

さらに不祥事を起こした場合はどうなっちゃうのか?

まず幸枝若先生はスピード違反に留意しました。

こちらは足引っ張らないように酒の上のトラブルが起こらないようにしました。

リアルタイム発信はこちら。

 

後援者の前田会長と控室で。

「居る居る居る!粟粒のような坊主が!」嘘です。

今回の出席者と記念撮影。都倉長官は欠席。

やっぱりこの四人が揃わないとダメ。

疲れを忘れさせてくれるこの笑顔。

出席者代表挨拶があり新垣幸子先生(八重山上布の重要無形文化財)のお話。

糸の紡ぎ手がいなくなったから織手が糸も作らなければならなくなった話も万感迫るものがありました。

上布ってのは日本各地にありますが良いもの(高いことも高い)だが、あくまで普段着だから今や余計贅沢な存在となり、

そういう矛盾と格闘する懊悩、苦悩がヒシヒシと伝わりました。

選定保存技術保持者の鈴鹿五郎先生(美術工芸品保存桐箱製作)の「私は単なる箱屋。難しい技術のいるものではない。

しかし数百年前の美術品がこの箱に収まり、さらに数百年保存されると思うと益々頑張んなきゃならない」

これは確固たる自信を持った人にしか言えない謙譲とロマンで聞いていて泣けてきました。

生々しいドキュメントしての芸術文化を眼前に見た思いで良い経験させてもらいました。

 

交付式の後は吉本興業さん仕切りの記者会見があり、そちらは大々的に報道されております。

 

さあ、12月7日はグランドサロン十三の独演会です。「淀川を越えると演芸ファンはいない」という

幸枝若先生の予言が当たるのか、否か。どうぞお運びください。