2月上席の池袋演芸場、中席の浅草演芸ホールと、出番を頂いております。ご来場の皆様、ありがとうございます。
— 入船亭扇蔵 (@4senzou) February 13, 2023
2月下席は、いよいよトリを務める池袋演芸場・昼の部です。真打披露で出来なかった噺、松本清張先生原作の噺等々、毎日ネタを変えて、皆様のお越しをお待ちしております! pic.twitter.com/3OdipcPkxJ
今日から28日まで池袋演芸場昼席のトリが入船亭扇蔵師匠です。
前座さんの頃からお世話になりっぱなし。
今を去ること20年以上前に神田伯龍独演会の前座さんをどうしようかと悩んでおりました。
講談師の前座さんが少なく、伯龍は独立していた関係上、他所からお借りするのも気が引けました。
旧知の三遊亭圓龍師匠に相談したところ、それじゃあ落語の前座さんを紹介しましょうと言っていただき、
来てくれたのが当時の入船亭ゆう一さん、じゃないのです。他の前座さんが来てくれましたが
この前座さんが変わった方で伯龍の机を扇子で叩くやらで困りまして、一種の文句を圓龍師匠につけたのです。
そうして代わってやってきたのが入船亭ゆう一さん(現扇蔵師匠)。
一見して鋭くアタマの切れる男で、それは今も変わりません。
一貫して伯龍独演会の前座を務めてくれました。
加藤武座頭で静岡、仙台を旅したことも楽しい思い出です。
2015年5月30日の日本橋亭における真打披露演芸会。二人が故人、ウーン。
爾来、お付き合いいただいております。私がいろんな会をやれましたのも「ゆう一→遊一→扇蔵」さんの
お蔭で運営ができております。いわば同志であり兄であります。
最近はその兄の弟の遊京さんとも付合いができて、つくづく有難いことです。
今興行は古典から新作(松本清張作品)まで変化にとんだネタを披露してくれるそうです。
新作に意外や向いているというのは新たな発見で、こっちの分野でもご活躍いただけると思います。
どうぞお運びをお願いします。