2022初夢で「見たよ聞いたよ」浪花節 京山小圓嬢の『刺青奇偶』 | 有限会社宮岡博英事務所のブログ
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2022年1月4日は恒例の浪曲親友協会初春公演。

初夢で「見たよ聞いたよ」浪花節 が阿倍野区民センターで行われました。

幸枝若先生と幹部勢揃いの年頭挨拶。

 

そして若手によるコント仕立ての『浪曲学校』。

幸太さんが先生役というのも面白い。

そして、リレー浪曲で『大石東下り』を天中軒景友さんが前半、後半(というか切れ場)を天中軒月子さん。

この『大石東下り』については次回ブログで詳述します。

ここでお仲入り。

五月一秀師が休演で、代演天光軒満月師が菊池寛の『父帰る』。

 

続く京山小圓嬢先生が何と長谷川伸の『刺青奇偶』でビックリ。

これ、浪曲にもなっていたのか!勉強不足で知りませんでした。

江戸弁を使うところがカッコいい。半太郎も見事にやさぐれた二枚目で、

夜をすねたお仲も女形の演技で見事なもんです。

(*写真は2019年12月22日の『演芸大忠臣蔵』より)

長谷川伸存命中に『刺青奇偶』を講談にしたのが、五代目神田伯龍。

六代目菊五郎も好んでやった芝居ですから、世話物の大家五代目がやるのも当然。

一時間の長講。

六代目伯龍も若い頃からやっていて、NHKのラジオ放送でも30分に詰めてやっていました。

弊社の伯龍独演会でも第一回に伯龍が所望したのが『刺青奇偶』。正直暗いのであんまり

気が進まなかったのですが、やるにあたり当時はまだ長谷川伸先生の著作権が生きておりましたので

その管理団体『新鷹会』にお金を払いましたよ。

 

この浪曲『刺青奇偶』は、どこにルーツがあるのかと終演後に小圓嬢先生に質問しましたら、

「吉田奈良千代さんのお弟子さんの吉田駒千代さんから貰ったのよ」

聞いていた雲月先生が「へー駒千代姐さん!」と驚いておりました。

吉田駒千代!のちのフラワーショーリーダーの”華ぼたん”

後年、入水自殺という悲劇があります。

嗚呼『刺青奇偶』ではお仲は入水自殺を半太郎に止められるところから話がスタートします。

いやあこういう珍しいものを聞けて良かった!やっぱり足を運ばねばなりません。

 

その小圓嬢先生。2000年にお招きする予定がコロナで延期になっております。

今年は他日を期したいと思います。お楽しみにお待ちください。

 

トリは幸枝若先生。当初は『三日月三度笠』の予定でしたが、博打打が続くのもということで極付の『竹の水仙』。

長時間たっぷり堪能いたしました。

さらに松浦四郎若先生の締めのごあいさつでお賑やかにお開きとなりました。