鶴光の会その14公演終了 | 有限会社宮岡博英事務所のブログ

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お待ちかね年に2回の鶴光の会。回を重ねて14回目です。

鶴光師匠も早くから楽屋入りしてリハーサルに余念がありません。

そうです、今回は『三十石夢の通い路』という鳴物入り、歌入りの難物が目玉なのです。

長襦袢で稽古する鶴光師匠。どの場面かおわかりですね。

開口一番はやっぱり茶光さんで『二人癖』。お馴染みの演目ですが、

この『二人癖』は茶光さんヴァージョンで、工夫沢山でありながら元の香りを壊さない見事なものです。

続く、今年真打昇進の羽光師匠による『うどん屋』。羽光師匠で初めて聞きましたが、

なかなか売り声が良いもんで、夜中の風情が結構でした。

マクラも戦略的な賞の取り方指南。これはかなりマジで面白いものです。

派手な着物。紋は”羽”の字があしらってあります。楽友(がくゆう、楽屋の友達)が作ってくれたとか。

改めて昇進おめでとうございます。

お待ちかねの鶴光師匠。一席目は『竹の水仙』。

もはや鶴光十八番である浪曲ネタ。こちらは一昨日幸枝若先生で聞いたばかりですので

なんか妙な気分になります。浪曲でいう節の部分(地の部分)を巧みに台詞にしたり

さすがのセンスに今更ながら刮目。そしてちょっとした動きもキレイ。

ここでお仲入り。

食いつき(仲入り後すぐの出番)は和光師匠。今日は『犬の目』です。

これはどっちかというと米朝系のネタですが、和光師も柄を生かし、面白編になっておりました。

そして本日のトリネタは鶴光師匠の『三十石夢の通い路』。

上方だと『通い路』などと、お芝居みたいに説明的なタイトルになっています。

思えば第一回の鶴光の会で『三十石夢の通い路』をやっていただきましたが

その再演。今回は音響の良いホールなのでその辺を考えて多少の工夫をしました。

今回は下手が囃子部屋となりましたので、太鼓、締め太鼓、銅鑼がある訳です。

波音などで大活躍するオオド(今回は平太鼓)は、撥を長撥でなく締め太鼓用の

ふと目で短い撥で羽光師匠に叩いてもらいました。

これは河内音頭で三条史郎師が黒檀の撥を使うのをヒントにしました。

”どぶんちょうちょう、どぶんちょうしょう”の大きな川の雰囲気がでたことと思います。

今回の陰唄は茶光さん。ずっと練習していただけあって見事なものでした。

そして”四人の船頭が”という一節がありますので、上手の袖には里光師匠(遊びに来た)と

和光師匠に張って貰い、掛け声をお願いしました。

歌と掛け声が上手、下手から聞こえてきて非常に立体的になったと思います。

つくづく、『三十石』の船頭歌は良いものです。情緒纏綿。

やはり生で聞きたくなりますね。

恒例の手締め。大阪締めです。

ご来場に改めて御礼申し上げます。

会場の日本橋社会教育会館は初めて使いましたが、照明音響楽屋共に申し分なく、

素晴らしいホールです。エレベーター完備で至便。

 

次回の鶴光の会は来年7月18日ですが、その前にどえらいものがあります。

二代巨匠による”がぶり四つ”

 

がぶり四つ!鶴光・幸枝若二人会

2022年1月10日(月・祝)お江戸日本橋亭

全席自由 午前11時半開演(午前11時開場)

御入場料金 前売6000円(税込) 当日6500円(税込)

御問合せとご予約は

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