本日2月15日は、本来ならば令和2年度(第75回)文化庁芸術祭賞贈呈式(関東参加公演)の予定でした。そもそも感染症対策のために例年行われている祝賀会は省略して贈呈式のみと言われておりました。これはまあ仕方がない。
しかし、この贈呈式すらも中止になりました。通知があったのが1月14日。緊急事態宣言延長を予測したかのような迅速な決断に脱帽しました。しかし中止じゃなくて延期という発想は生まれなかった訳ですね。夏だって、秋だって、冬だって構わない。もし令和3年度の贈呈式と合同なんていうのもありなんじゃないかな?
賞ってのは貰わなくっても愚痴、貰っても愚痴が出るもんだと初めて知りました。
受賞者や関係者の中には礼服をクリーニングに出したり、着物を新調したり、仕事を断ってくれと頼まれて断った者もあったと言います。賞状・目録・トロフィーは送付だそうです。運送屋さんから受け取る際には、くれぐれも意義を正すことと致しましょう。
こうなったら自画自賛。自ら祝うよりほか仕方がない。
令和2年度(第75回)文化庁芸術祭賞三人会を催します。
出演は当たり前ですが大衆芸能部門(関東参加公演)の受賞者。
京山幸枝若(大賞)・桂竹丸(優秀賞)・澤雪絵(新人賞)
ぶち上げておいて“中止”じゃあカッコつかないので、お日にち、会場は追ってお知らせします。
なお、審査員の御有志から贈呈式中止はあんまりなんで、コロナが落ち着いたら高級店で一席設けたい(自腹で)という温かくも有難いお手紙を頂戴し、感涙に咽んだことをご報告します。