嗚呼『夫婦生活』 | 有限会社宮岡博英事務所のブログ

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伝説の月刊誌『夫婦生活』を大量に買い込みました。

表紙はこんな感じ。
今なお盛んな「女性週刊誌」の元祖みたいな雑誌です。
内容は、当時としてほとんどエロ本ですが、表向きはは品良く「健全にして豊かな夫婦生活」を送るためのヒントに満ちた雑誌となっております。素敵なグラビヤも多数。

女性の「体験談」「夫への不満」も随分載っております。が、どう考えてもヤローの筆が書いたもので、こういう感覚は当節も変わりません。


執筆者も豪華そのもので、式場隆三郎、丸木砂土(東宝名人会を作った秦豊吉のもう一つのペンネーム)、龍胆寺雄、加藤シズ江、あの神近市子等々。
挿絵も豪華、志村立美、西川辰美(おトラさんで有名な漫画家。弟は噺家)等々。

 

敗戦で出版自由化となり、この手の「柔らかい雑誌」がスパークしました。

こういう雑誌に、講談や落語も速記が載る場合がありました。いや速記じゃない。

当然、これらも大物芸人が執筆。

「速記じゃなくて書いたんだ!」と俺は作家も兼ねた(字も書ける)という自慢をしたそうです。

 

『夫婦生活』には、アレンジものの講談や浪曲、古川柳が頻出しますが、今のところ芸人名義の執筆が見つかっておりません。

こんな記事がありましたのでご紹介します。若き圓生夫妻(そんなに若くないか)。

 

三遊亭圓橘師匠よりコメント

”あきれるような間違いがあります。〔圓三❳は〔圓蔵❳です、圓生師匠がこの間違いを許したのは、苦しい中、雑誌社と事を起こさず、ただインタビュー料が欲しかっただけなのでしょうか?私の知っている圓生師匠は、このような事には、目くじらを立てていました”