先木曜日、聴雨居にとって2回目の花会を行いました。
3人の女性にお越しいただきました。
大中さんの花器シリーズは、しばらくの間お休みして
今日から、花会の模様をアップしていきます。
まずは、妻による花・・・大きな籠に山からいただいてきた草花をたっぷりと活けています。
昨日行った花会で、
この小さな花器が好評だったらしい。
自分が好きなものを他の人が気に入ってくれることは
この上なく嬉しい。
ということもあり、同じ花器を使ったものを今日もアップしま
す。
野山に咲く花と
大中さんによるこの小さな花器を組み合わせると
それぞれが主張しすぎることなくお互いの存在を
補完しあう呼吸音が聞こえてくるようだ。
アトリエに入った瞬間から、強烈な存在感に目を奪われた。
それは、口径が缶コーヒーのそれとあまり違わないくらいの小さな花器だけど
大中さん特有のストイックな造形美を感じた。
この花器には大中さんの遊び心が施されている。
中心にあるごく小さな穴だ。
お香を立てるための穴だろうと思って、手にとりしげしげと見ていたら
「ここに花を入れるといいんじゃないかなと思って作ってみたんですけど・・・」
と大中さん。
大中さんは、身近にある植物を肩肘はらずに楽しむための花器を
その独創的なスタイルで提案することに長けている作家さんだと思う。
たった一つしか作ってなかったその小さな花器を譲っていただきました。
山に咲いていた花を、妻がそっと挿す。
花器から零れる寸前まで水を張る。
小さな花器と華奢な花で、聴雨居の空気が引き締まる音が聞こえた。
■2500円
T-Jamの後、山に入った。
今週に予定している花会のための花材下見を兼ねて。
毎日のように降った雨のせいか、いつにも増して緑が瑞々しい。
また、夏日が続いているようでも季節の移ろいは進んでいるようで
つい先日までなかった桔梗が、凛とした立ち姿で目をひいた。
3本だけいただき、夕闇の中、帰途につく。
妻は、アトリエ訪問時に持ち帰ってきた大中和典さんの花器とともに夢中になって向かう。
明日からしばらく、大中さんの花器と山からいただいてきた花で書いていこうと思う。






