心霊研究について  〔ラーマ・クリシュナ〕 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 “我が子よ、もしお前が、亡霊や幽霊のことを考えるなら、お前は幽霊のようになるだろう。もしお前が、神のことを考えるなら、お前の生涯は神聖となるだろう。どちらを好みますか?”

 

   (「超人世界 大聖ラーマクリシュナとその弟子たち」ヴェーダーンタ文庫より)

 

*ラーマ・クリシュナの弟子の一人、ニランジャンという人は、もとカルカッタの心霊研究会の会員であり、そこで霊媒として務めるだけでなく、心霊的な力によって人々の病気を治したりしていました。しかし、ラーマ・クリシュナは彼に対してこのような注意を与え、心霊研究者たちとの一切の縁を切らせました。‘死者の魂の救済’は重要なことですが、死者を救済する力もまた主神から来るのであって、主神への信仰なくして安易に死者の霊に関わるべきではありません。

 

 

・バガヴァッド・ギーターより、ヴィシュヌ神の化身クリシュナの言葉

 

 “ひたすら私を崇拝し、他を思わず、敬虔であれば、私は必要な一切を彼に与え、彼の持つものを保護する。他の神々を礼拝し、神々に信仰を捧げる者も、誤った道ではあるが確かに私を礼拝している。なぜなら、私はあらゆる祭祀の唯一の享受者であり、あらゆる祭祀を受ける唯一の神であるから。しかし彼等は私の本性を理解していないので再び地上の生活に戻る。神々を祭る者はその神々のもとに行く。祖先を崇拝する者は祖先に行く。精霊を崇拝する者は精霊に行く。そのように、私を熱愛する者は私のもとに来る。”

 

            (「バガヴァッド・ギーター」ヴェーダーンタ文庫より)