こんにちは!住友不動産で注文住宅を建てました。完全見た目重視のかわいい洋風一軒家を目指しました
コメントいただけたらうれしいです
2018年
9月 マンション購入を検討→ 断念
2020年
11月 マンション住替え(賃貸含)を再検討
2021年
5月 戸建て(中古物件含む)の検討開始
7月 中古物件に申込→ 一番手の方が購入
9月 中古物件に申込→ 一番手でローン審査も通るものの、売主都合で白紙に
10月 住友不動産販売で土地購入
10月~12月 ハウスメーカー選び(住友不動産、K工務店、積水ハウス、一条工務店)
12月末 住友不動産と契約
2022年
6月 古屋解体
7月 着工
12月中旬 完成
毎年モヤモヤする義実家へのサンタ業
ご訪問ありがとうございます
前回の記事、「いいね」やコメントをくださりありがとうございました
だらだらと内輪の話を書いただけの記事もちゃんと読んでもらえて、アメブロは暖かいなぁとあらためて思いました
また前置きが長くなりすぎるというミスをしないために今日はさっさと本題へ。
前回の記事では子どもへのサンタ業の話をしましたが、私のサンタ業はこれだけではなく、タイトルの通り、フランス人夫の実家にクリスマスのプレゼントを送るというミッションがあるのです
毎年、私の悩みの種で、クリスマスが近づくと、「今年もプレゼントを選んで送らないといけない…」と憂うつになります。
誕生日プレゼントだけでなく、折に触れて、お菓子や子どもの服を送ってくれる義母。
そのお礼に年に一度、クリスマスのときに荷物を送るくらいいいじゃないと私もそれは思います。
義母が欲しいものはだいたい、決まっていて、干支の置物とお茶と名湯の入浴剤。
ときどき、これに「日本っぽいマフラー」とか「日本っぽいお菓子」とか「日本っぽいテーブルセット」などが加わります。
この「日本っぽい」というのも意外と手強いんですよ。日本には何回も来ているので、海外観光客向けのお土産物屋さんに売っているようなザ・和柄ではダメなのです。日本人が実際に買うようなもので、なおかつフランス人が見て「和」が感じられるもの。
でも、これはまだいいんですよ。問題なのは、なぜか義母のパートナーのスコッティー(仮名)にもプレゼントを用意するようにという指令が入ること
スコッティーについてここでちょっと説明
スコッティーは義母が離婚後に旅先で出会った彼氏で、ドイツで働いています。
義母はフランス人ですがドイツ系でもあるので、スコッティーとはドイツ語を話します。フランス語は話しません。
スコッティーは普段はドイツに住んでいるので、週末や休暇のときだけ義母のいるフランスに来るという生活を何十年も続けています。
どんな人かというと、いつもニコニコしているけれど、むしろニコニコしているだけ。
よく言えば穏やか。悪く言えば、夫曰く「スライム」。
今年の3月に我が家に宿泊したのですが、定位置はリビングのソファでした。ソファにひたすらグデっと座っているのです。
義母に「スコッティー、子どもたちと遊びなさい」とか「スコッティー、お皿洗いを手伝いなさい」と言われれば、しぶしぶ動きますが、それ以外は基本ソファ。危険を感じると、いつの間にか自室(ゲストルーム)にこもり、新聞やスマホを見ています。
私が料理をしている間、少し息子を見ていてもらったのですが、飽きて自分がスマホをいじりたくなると、息子に「Do you want to watch TV?」って聞いていました
いやいやいや、今テレビ見る時間じゃないからっ息子、英語わかんないし!
息子が何かイタズラをしていても、「HAHAHA!」って笑うだけ。
ついでに、私の方も見て、同意を求めるように「HAHAHA!」。
いやいやいや、そこはDo something!っしょ
そんな穏やかなスコッティーなのですが、なぜかクリスマスに義母を介して、比較的めんどくさいリクエストを伝えてきます
和風のゴルフボール、甚平、掛け軸、そして今年は酒器セット(笑)
「スコッティーがsakeを飲むための瓶とカップを欲しがっている。日本の映画でよく見るようなアレよ。sakeは日本に来たときに買ったからいらないわ!」
こういうのを聞くと、スコッティーにも義母にも反射的にイラっとしちゃう私。
心が狭いのかもしれないけれど、酒器セットこそ、日本に来たときに買っておけよって思いました。
掛け軸とか酒器とかこういうこだわるべき品は自分で選んで気に入ったものを買った方がよくないですか?
そもそもなぜ個別にスコッティーにもクリスマスプレゼントをあげないといけないの
アナタ、義母の子どもじゃあるまいし。
一緒に住んでいないからしょうがないのですが、できれば「義実家」でひとまとめにしてお菓子とかお茶とか飾り物で片付けたい!
子どもたちへのプレゼントだって、私が選んだものを義母が買って送っているわけで、スコッティーはほぼ関与してないし。
フランスのクリスマスだと、パーティーに顔を合わせて集まるときは、全員分プレゼントを用意していくものですが、その名残のつもりなんでしょうか。でもそれならスコッティーから私や夫にもプレゼントがあってもいいはずなのに。いらないけど。
あと私、毎年子どもの写真を使ったフォトカレンダーを作っていて、クリスマスプレゼントと一緒に送っているのですが、これも義母の家用と、スコッティーの家用と二つ送ることになっていて。
うーん、欲しいものですかねぇ?
娘や息子にとっては「フランスのおじいちゃん」という設定にはなっています。でも、おじいちゃんと呼ばれて嬉しそうにしている割に特に何かかまうわけでもないんですよね。
これについては義母も「スコッティーは私の息子たちにも一緒で、積極的にかかわろうとしなかった」と文句を言っていました。
夫に聞いてもスコッティーはあくまで「お母さんのパートナー」で、父親代わりになることはおろか、特別な情もはぐくまれなかったようです。
夫の実のお父さんは、離婚後まもなく病気で亡くなっています。たぶん夫が10歳とかそのあたりの年齢のときだったと思います。
それから数年後してスコッティーとの出会いがあったので、もうかれこれ付き合いも長いはずなのですが、スコッティーは「知人」だそうです。
同じようなケースでも、お父さんのように慕ったり、友情が生まれたりといったこともあると思うのですが、そうはならなかったようです。
何十年も付き合いのある夫ですらそんな薄い関係のスコッティー。
いわんや、私にとってのスコッティーをやって感じですよ。
リクエストの酒器セットに戻りますが、楽天でかなり探して、こちらにしました!
ギフト包装してもらいましたが、念のため開けてチェックしてみたら、すごく素敵でした
いろいろ候補を探して夫に見せたら、色が地味すぎるとか、竹の柄は中国っぽいから違うとか、これまた酒器警察の登場で大変でした
国際郵便も今、送るの面倒になっているんですよね。
フランスにはSAL便はもうなく、あて名も国際郵便マイページサービスでオンラインであらかじめ入力する形式オンリーになっています。
オンライン入力自体はいいのですが、送り状を印刷していざ郵便局に行くと、十中八九不備を指摘されます。そうすると再度印刷し直しに帰宅するハメになります。
しょっちゅういろんな変更があるし、郵便局の人も慣れていないので、いちいち電話で問い合わせたりなどとにかく時間がかかります。今回は内容物のHSコードを入力していなかったので二度手間になりました
HSコードって緑茶なら何番、焼き物なら何番って送る品物によって対応する番号のことなのですが、ネットに載っているのに郵便局員は直接教えてはいけないルールになっているそうで。
こういうことで時間をとられるとイライラがマグマみたいにグツグツ煮立って、頭が本当に火山みたいに噴火しそうになります。
荷物をぶん投げて「もういいわっ!」って帰りたくなりましたが、そこは抑えて「このシステム、どうにかならないんですか?めちゃくちゃ時間無駄にしているんですけど…」ってどよーんと低い声で言うのが精いっぱいでした。
しかも、この国際郵便マイページ、6か月利用がないと自動的にアカウントを消去されてしまうという…。
うっかりしているとせっかく作ったアドレス帳もパーです
愚痴のオンパレードですが、せっかく選んだ素敵な酒器セットなので無事に届いてスコッティーが喜んでくれたらいいなぁと思います