家族に払った給料は経費にできる? その3 白色申告者の場合 ~事業専従者控除額~
川´・_・`リ「失礼します」←アシスタントのサキ
福島「はい、いらっしゃい」
サキ「最近、あたしの出番がないんですけど…」
福島「そういやそうですね。では今日は質問を発表して下さい」
サキ「はい、今日は私からの質問です。」
先日の記事で、家族に払った給料の話がありましたね。
青色申告者の場合を紹介していましたけど、
白色申告者の場合は、どうしたらいいのですか?
福島「結論を先にいいましょう。」
福島「白色の場合、最大で配偶者は86万円、それ以外の家族は50万円だけ経費に出来ます。」
サキ「え?最高の金額が決まっているんですか?」
福島「そうです。青色とは違うところがたくさんあるので、説明しますね」
1 実際に払った金額は関係ない
サキ「ということは、1円もはらっていなくてもいいんですか?」
福島「いいんです。逆に、何百万払っていても、配偶者なら86万まで」
2 半年より長くその事業に専念している
サキ「年の途中に事業をはじめた場合はどうなるんですか?」
福島「青色ではいろいろありましたが、白色はこれだけなんです」
サキ「ということは、9月に開業した場合は、どうなるんですか?」
福島「家族への給料は費用に出来ないんです」
福島「他にも青色では、学校を卒業して仕事を始めた場合とかあったけど、」
福島「あれも使えません。」
サキ「ということは、どんな理由があっても半年より長くないとだめ?」
福島「そうです」
3 利益が少ないときは経費に出来る金額も少ない
サキ「これは最大にならないケースですか?」
福島「そうです。」
福島「次の式をみてください」
事業の利益(家族の経費を考慮する前)÷ [家族の人数+1]
福島「ここで家族の人数+1ってのがポイントです」
サキ「この1ってのは何ですか?」
福島「なんだと思う?」
サキ「うーん………… 事業主のこと?」
福島「その通り!」
サキ「やったー!」
福島「つまり、この式は自分も含めて一人当たりの利益を出しているんです」
サキ「はい。」
福島「この一人当たりの利益が86万円や50万円より少なかったら、この金額を使います」
サキ「なるほど。つまり、利益以上の給料は払えないってことですね」
福島「するどいねー。だいぶセンスが磨かれてきたね」
川`・д・リ「ありがとうございます!」
この記事をtwitterへRTする
福島「はい、いらっしゃい」
サキ「最近、あたしの出番がないんですけど…」
福島「そういやそうですね。では今日は質問を発表して下さい」
サキ「はい、今日は私からの質問です。」
先日の記事で、家族に払った給料の話がありましたね。
青色申告者の場合を紹介していましたけど、
白色申告者の場合は、どうしたらいいのですか?
福島「結論を先にいいましょう。」
福島「白色の場合、最大で配偶者は86万円、それ以外の家族は50万円だけ経費に出来ます。」
サキ「え?最高の金額が決まっているんですか?」
福島「そうです。青色とは違うところがたくさんあるので、説明しますね」
1 実際に払った金額は関係ない
サキ「ということは、1円もはらっていなくてもいいんですか?」
福島「いいんです。逆に、何百万払っていても、配偶者なら86万まで」
2 半年より長くその事業に専念している
サキ「年の途中に事業をはじめた場合はどうなるんですか?」
福島「青色ではいろいろありましたが、白色はこれだけなんです」
サキ「ということは、9月に開業した場合は、どうなるんですか?」
福島「家族への給料は費用に出来ないんです」
福島「他にも青色では、学校を卒業して仕事を始めた場合とかあったけど、」
福島「あれも使えません。」
サキ「ということは、どんな理由があっても半年より長くないとだめ?」
福島「そうです」
3 利益が少ないときは経費に出来る金額も少ない
サキ「これは最大にならないケースですか?」
福島「そうです。」
福島「次の式をみてください」
事業の利益(家族の経費を考慮する前)÷ [家族の人数+1]
福島「ここで家族の人数+1ってのがポイントです」
サキ「この1ってのは何ですか?」
福島「なんだと思う?」
サキ「うーん………… 事業主のこと?」
福島「その通り!」
サキ「やったー!」
福島「つまり、この式は自分も含めて一人当たりの利益を出しているんです」
サキ「はい。」
福島「この一人当たりの利益が86万円や50万円より少なかったら、この金額を使います」
サキ「なるほど。つまり、利益以上の給料は払えないってことですね」
福島「するどいねー。だいぶセンスが磨かれてきたね」
川`・д・リ「ありがとうございます!」
