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福島県会津 背あぶり山ギャザリングにて9.11

9.11世界同時多発テロから10年、震災から半年の今日が終わりました

空には満月。。

世の中に何が起きようが苦しもうが喚こうが陽はまた昇り月は廻る。



地球を感じられる時間を増やすことが地球の調律を保つ意思の確認なのでしょう。。

古い友達の幸絵が一人で始めたアクション


背あぶり山ギャザリング
http://tunagatteiru.com/



9.11の昨日

福島会津若松へと参戦しました


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EarthTuningフクシマが終わってもいろいろバタバタで行けるかわからなかったのだけど


山の頂きに創られたキャンプ場は
素晴らしいロケーション


夜と朝は霧の幻想の世界


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昼間はのんびりピクニック気分を味わえた


みんなで持ち寄る


みんなで作る


それがパーティーの本来の基本理念


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ご飯もごちそうさまでした

僕らお金ないので
調理人を派遣しました(笑)


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DJとライブセッションもやらせてもらってありがとう


子供達もいっぱいいて


また幸せを貰って帰りました。


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ありがとう福島会津若松!背あぶり山ギャザリング

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さあやっと一息つけるかな



今度はホームの開拓をがんばらねば


10月のEarthTuningは


我が音楽とアートの村


晴家村で開催します


それまでに開拓だ!!

EarthTuning晴家村
URL:
http://hallelujah.mh7.mp7.jp/



地球の音を合わせた日~EarthTuningフクシマを振り返る 後編(開催編)

なんとか福島へのスタートを切れたバスの中


運転手の小野さんにいろいろな話しを聞いた


聞いていいこと悪いこともあるのだけど
そう思ってる自分の気持ちも晴らしたかったのもある

あえて何でも聞いてみた
現在の福島のこと

市長のこと

気楽に優しく答えてくれた
気がつけば僅か3時間でいわきに着いていた


思っていたよりも

近い場所だった

て事にビックリさえしていた。



始めて行く事のできた被災地、福島いわき市。


夜中の到着で設営もできないので

宿泊所としてふくしま国際メディア村の荻野さんが
手を尽くしてくれて借りてくれた地元の公民館に向かった


むかえたてくれたのは先に到着してバス会社とコンタクトしてくれていた晴家パラソル先生こと吉原と怒り気味の彼女のMAYAちゃんだった(笑)俺が前金のバス代の入金を遅らせたからだ。。。


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この辺で最終日のラストに僕らHallelujah即興民族楽団のステージを聴きながらブログの続きをお読みください。(画面で再生してしまうと読めないので下の再生ボタンでみてね)練習不足と酔っ払いですいません(笑)








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みまや集会所には前日現地入りしていたYuaCandleのゆあちゃんとトモくんもいた。

企画段階から名乗りを上げてくれて、キャンドルナイトとの子供たちのワークショップを全て賄ってくれたYuaCandlle、、、今回の功労者の一組だ。

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深夜2時を回っているのにみんなで自己紹介と乾杯!!


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明日の設営があるので早く寝ましょう(笑)


とはいえ寝れない組もいた
沖縄から飛行機でスタッフバスに動向したウルルンとヨンヨン(いまだに本名を知らない)と賄い長の新井さんはみんなの朝食のサンドイッチを作っていた。

俺とマヤちゃんはタイムテーブルの紙おこしで寝れたのは2時間くらいか?
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明け

いわきで初の朝を迎えた。

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長町公園に到着すると出店の町の人たちがもう到着していた。

今回福島からの地元のお店やフリーマーケットなどが10店舗、パーティ等で出店してる福島の移動販売などが5店舗といいお祭りムードで開催できた


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設営といってもステージは事前にメディア村の方で製作してくれていたし、25日から現地入りしていた音響の夢先さんのお二人はシステムも全て設置してくれていて頭が下がる思いだ。


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僕らは本部の設営などなどやり始めたのだが、予定していたトラックで運ぶはずの機材やテントがないため、荻野さんたちを通して町の人たちに借りたりなんだりでバタバタと開催中もみんな走り回ることになる

それでもなんとかスタートした時はまだ少し雨が降っていた。



会場は1000坪と聞いていたが思っていたよりも広く奥の方にはブランコや滑り台があった

ほんとによくある町の角の公園だ。


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その隅に大漁旗が飾られたステージがある
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スピーカーの脇には中国から被災地へ贈られた折り鶴が吊られていた。
中国や外国の子供たちから50枚の応援の絵やメッセージとダンボールにして4箱分の折り鶴が福島へと贈られたのである。
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公園にボランティアの宿泊用にとモンゴルから贈られたパオとゲルには子供たちが描いた50枚以上の絵と国内からも贈られた応援メッセージが展示された。

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あの日3.11から被災地へ贈られたとされる折り鶴は千羽、万羽をゆうに超えている


あまりの多さに被災地ではゴミとして処理しなくてはならない祈りの贈り物たちはこういう機会に
また再び日の目を浴びることができる




ステージにいくつも飾られた大漁旗はあの日帰ってこれなくなった船の持ち主や家族から寄贈された


けして贅沢なステージではないが様々な思いのこもった黄金の会場がそこにあった。


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27日一日目
弾き語りやバンドや民族楽器の音が倍音を奏でる中

地元の一般の出演者も参加してくれた、出演者募集を打ち切った後だったから初めは悩んだのだが正解だっつた。

演歌や民謡を唄ってくれた、みんな上手い!

最後に”じゃんがら念仏踊り”という各家庭で亡くなられた人がいる時にそのお宅で踊るものらしい

10名ほどの装いを纏ったチームが太鼓を叩きながらいわきのステージ前で魅せたそれは

圧巻だった
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響き渡る声と鳴らし続ける太鼓や鐘の音に合わせて踊り連ねくそれは晴れ間を見せたいわきの空をも
飲み込んでいるようだった。

僕は終ってから握手を求めた(そういう類のものではないのかもしれないが。。。)



子供たちも最初の心配をよそに沢山遊びに来てくれた

大人気は会場内のいたるところでパフォーマンスをしてくれたバードマン(Eric pelltier/CANADA)と風船芸人のバルーンマンキーボーだ!
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子供たちの笑顔と笑い声は二日間絶えることはなかった。

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機材トラブルも多かった、発電機のガス欠やなんだでいわきの人やメディア村の荻野さんたちの何かある度走り回ってくれた。
音しばらく復帰しないの?と聞いてきたカリンバのヒロユキさんはわかった!と言うやいなやステージを飛び降りアンプなしでカリンバを弾きだした!会場中をカリンバを弾きながら、叩きながら?のライブはプロ魂でした。

その後ジェネ復活でLiDaiguoと中村papaと和太鼓の辻田さんとのセッションではいいステージを疲労してくれました。
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トラブルもまたライブの醍醐味です(ごめんなさい!)


マッコイはライブペイントに使う板がないので、僕は隣で建築中の工事現場に行ってコンパネを借りてきたりもした、職人さんが監督さんを紹介してくれて29日まで快く貸してくれました。

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何か足りない物があるとみんなで走り回っていた第一日目でした。


ラストはJaribu Afrobeat Arkestrで最高の熱いライブで締め

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そして僕らのHallelujahのセッションで終った。

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暗くなってきた時間から当初ステージでやるはずだったキャンドルナイトを暗くなって見れなくなった子供たちの絵が飾られたパオを使うことにした。

ステージが全て終了した後に子供たちや大人も含めて作ったキャンドルが飾られたパオにはみんなが集まっていた

絵や折り鶴を寄贈してくれた中国の方たちもきてくれていて感動して帰ってくれました。


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第一日目にしておなかいっぱいで楽しんで僕らはみまや集会場で鼾かいて寝てました。

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28日最終日
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平魚泳のライブと岩清水瑞穂さんのライブ&コラボで書道家の白石雪妃のライブ書道とYuaCandleの映像を聴きながらどうぞ。








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二日目はYUUKAちゃんのヨガ教室から始まった。

みんなでヨガヨガ~朝日に合掌とよい時間でした。

お祈りの時間とアースダンスでは楽器持ってるみんなで輪を組んで祈りを天に上げました、最終日にみんなの意識が一つになれたのはこの時間があったからかもしれません。

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この二日目の時間はホントに和やかな日曜日でした。


晴れすぎるくらいに晴れた日ざしで夏が終るとは思えないくらいの天気でした。

暑すぎて福島焼けしました(笑)


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子供たちはバルーンマンの風船や

キャンドルのワークショップ、てれどろ(テレパシードローウィング)

ジャンベ教室で遊び二日目も笑顔と笑い声が響き渡る時間でした


そしてそんな子供たちの喜ぶ顔を見る大人たちもまた幸せな笑顔をしていました。

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参加してくれた方から沢山お礼のメールやコメントをいただきました、子供が昼寝も忘れて笑って公園を駆け回っていたのが久しぶりすぎて見ているこっちまでうれしかった。



あれは夢だったんじゃないかと翌日も公園を訪れたそうです。

そしてパオがあるのを発見するとあれは夢じゃなかったんだって思ったそうです。





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書道家の白石雪妃さんがこの日、ステージの前で書いた文字、それは大きく力強い「笑」でした。



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そして会場を沸かせた漫画朗読家 東方力丸氏のステージは子供よりも大人が食いついてましたね(笑)でもガチでした!



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数々のステージが終わり

このイベントのお話をいただいた時に絶対最後にいわきの空に響かせたいと思ったのが

SORMAです、DANCE OF SHIVAという僕がスタッフもやっているインド民族音楽とトランスの融合した大きなイベントがあり初めて体験したガムランとダンスミュージックの融合

この震災後の5月に開催されたイベントで受けた感動をどうしても福島へ届けたかった。

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トラブル続きで開催すら危ぶまれたEarthTuningフクシマ



SORMAの音が出た時 後ろでひっそり泣いていました(笑)


後で聞くとこの時間泣いていた人が多かったらしいです

元175Rのギターのカズヤくんは号泣してたらしいです。









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被災地 福島での野外での音楽イベント


企画当初の予定の開催費を大幅にオーバーし


地元の方や開催に関わった方たちも半ばわがままで巻き込んでしまい


放射能の問題や様々な問題を考えて、本当に開催すべきなのかも悩みました。






二日目の最後にいろんな回想を廻らせたこの時間は熱いものがありました。



次第に夕暮れとなり照明でライトアップされたステージ

みんな集まりだしていました。
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そしてライブはいよいよ架橋

ベリーダンスのAndeeenを加えての幻想の時間

ガムランとトランスの融合が福島の街中に響き渡ります

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ここからは僕も踊ってしまったので全体の様子を覚えていません(笑)

会場にいたいわきの普通のおじさんも子供も踊っていました。











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SORMAが終わり

僕らHallelijahの時間、オールフリーセッション(冒頭の映像です)


最後は猪苗代湖ズの名曲「I love you& I need you ふくしま」の合唱で幕を閉じました。

みんなに歌詞を配ってくれたスタッフありがとう!

子供たちもみんな歌ってくれました。


最後のステージが終った裏でみんなから寄せ書きをもらいました。

パラソル先生は傘の先生なのに号泣でずぶ濡れ(笑)

帰りのバスが終了と同時に出てしまうというシンデレラストーリーで最後に集合写真取れなかったけど

誰の顔もずっと忘れることがないと思います。






けして抜け落ち度のない完璧に準備され用意されたイベントではありませんでした

連絡や度重なる変更にも合わせて、交通手段もままならない状況で自腹でも来てくれた出演者のみなさん

福岡からボランティアソングを届けてくれた鳥越邦夫さんと50人のミュージシャンたち


当初の企画以上の拡大したイベントになってしまったのに、全力で音楽祭開催を守り通してくれた
ふくしま国際メディア村の荻野さんはじめとした皆さん
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緊急な司会依頼で頑張ってくれたA-killaとMAYAちゃん

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そして賄いや暑い中、駐車場の管理、買出し、設営、遅くまでの撤収で動いてくれた晴家村スタッフたち!



最後に一緒に泣いた晴家パラソル先生ことヨシくん!

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参加してくれた地元いわきのみなさん!

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まけてくれた銭湯のおじさん!

宣伝してあげるって言ってくれたコンビニのおばちゃん!

いわき交通のみなさん!

看板製作手伝ってくれた地元の大工の近藤さん!

フライヤーデザイン石原さん!

全ての要を支えてくれた音響会社の夢咲のお二人!

アンプ機材をわざわざ運んでくれて貸してくれた漠原人村のマサイさん!

ひかりまつりクルー!

支援物資を沖縄で集めてくれた沖縄ウルルンの友達たち!


幸せの砦、YuaCandle!!



福島県いわき市!!!



参加協力してくれた みなさん 本当にありがとうございました!


僕たちは福島へ元気と音楽を届けるんだなって行ったつもりが

僕らが元気と幸せをいただきました。





そして、このイベントに欠かすことのできない出演者。。。


福島の大勢の子供たち 沢山の笑顔をありがとう!

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また、いつか帰ります!




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他の全開催映像ユースト過去配信はこちら
http://www.ustream.tv/channel/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%BE%A9%E8%88%88%E6%94%AF%E6%8F%B4%E9%87%8E%E5%A4%96%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%A5%AD-earth-tuning/videos

写真記事は
ふくしま国際メディア村ブログ
http://fwpc.blog.fc2.com/blog-category-11.html


EarthTuningフクシマ 公式HP
http://earthtuning.mh6.mp7.jp/

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福島復興支援野外音楽祭

[EarthTuningフクシマ]~福の島に響け唄え~

8月27日(土)~28日(日)

開催地:福島県いわき市内郷みまや町長町公園 ふくしま国際メディア村

EarthTuningフクシマを振り返る(前編) 福島復興支援野外音楽祭開催後記

イベント終了から二週間目にして要約ブログを書くことができた。




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2011年8月27日(土曜日)28日(日曜日)の二日間

福島県いわき市内郷で開催させてもらった
EarthTuningフクシマ~福の島に響け唄え~
の開催後記です


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福島復興支援野外音楽祭と題して行われたこのイベントは
6月の終わりにお話しをいただきました



夏を前にしたシーズン真っ只中での開催は
出演者ブッキングの段階から難航していました

夏のイベントラッシュでほとんどスケジュールが合わず
どうなることかと思いましたが


出演者の横の繋がりや話しを聞いて申し出てきてくれた方など増えに増えつづけ


当初15組くらいの出演者で一日開催の予定が

60組ほどの有志の出演者で二日間を通してのフェスティバルへと拡大しました




拡大するにつれ
問題も拡大していきました

運営費が足りない

スタッフ、出演者用に出す運行バスが決まらない

機材用トラックが決まらない

などなど。。


出演者の皆さんにはチャリティということもあり無償で出演いただいてるわけで
交通の面だけでもこちらでカバーしよう

もちろん自分らやスタッフも足が無ければ辿り着けないわけで


シーズン真っ只中な為
バス会社やトラックをいくつも当たるもまったく見つからない
運営費の問題から支援協賛をお願いしたためもありギリギリまで見つからなかったのです


交通手段を用意するという最初の約束が守れなくなる可能性が出てきました...



短期間で被災地でのボランティアイベントを開催する大変さを身に染みつつも
様々なことに流されつつ時間ばかりが過ぎていきました


全てお金で解決できれば問題はないのですが



僕らも余裕があってやっている事ではありません
僕らハレルヤ即興民族楽団は飛び入り自由参加型のセッションバンド

毎週火曜日に池袋の駅前で義援金セッションを続けています
5月から吉原が始めたそれは10万にもなっていました

ジャンベや民族楽器、ギターやウッドベースまで参加することもあり

多い時で10人以上のセッションになるときもあります

二子玉川のゲッコというお店で義援金セッション拡大版で前夜祭も行いました。


池袋義援金セッションは

自分も含めいつも帰りの電車賃もないヤツが集まり(笑)
福島へ向かう義援金セッションを続けました


それはイベントが終わった今も次へ向け続いています



終わりはありません


世の中に悲しみも苦しみも無くならないからです


そして喜びもまた無くなりません。


僕ら楽しんで音楽をやっているだけ




だから永遠に続くんです。




その義援金を入れてもまだお金が足りません

何とかボランティアで協力してもらえるように
様々な事をお願いしなくてはなりませんでした




ポスターやフライヤーデザインもそうです

当初頼んでいた方が多忙なため手伝えなくなり


緊急にツイッターで募集しました



名乗りを挙げてくれたのは一名...


福島市出身の石原秀道さん


本業ではないが
地元の為に何かお手伝いできればと
再々の変更内容にも短い期間で素晴らしいデザインを作ってくれました

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音響システムもまたそうです
シーズン真っ只中で中々音響屋さんがスケジュール合わず

mixiで募集しました

何人か名乗り出てくれたのですが
関西の音響会社、夢咲さんが全てのシステムを無償で
関西から13時間かけて運んでくれました


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ずっと関西でチャリティなどやっていたのですが被災地で協力できることはないかと探していたところだったそうです


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当日は25日から現地入りして設営まで全てやっていいただきました
感謝につきます

ありがとうございました。
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さて僕らはというと

前日の26日には現地入りして設営...


の予定が
ギリギリに何とか決まったバスが諸々な事情で出ないかもしれないという事態になっていました


そして他で用意できそうという話しの機材用トラックも土壇場でダメになってしまいました

賄い用の調理器具や照明関係もそのトラックに乗せ借りに行く予定だったのです


これは開催できないか?



までの状況だったのです



実行委員会のもう一人の委員長、晴家パラソル先生こと吉原由行が頭を下げ駆けずり回り探してやっと一つのバス会社を見つけました

ギリギリのお願いを聞き届けてくれたのは



福島県いわき市のバス会社

いわき交通株式会社さん

地元の復興のために開催するイベントのためにと 厳しい予定と費用で賄ってくれました

ありがとうございました。


日程なども全てのスケジュールの都合に合わせるのは無理でした

そのため何組かの出演者は
バスではなく車で現地へ向かうことに了承してくれました


出演キャンセルではなく自腹でも参加してくれると言ってくれた事が本当に救いでした

半ば後だしジャンケンか詐欺紛いな話しなのですが....






そんな中、何とか一部の出演者とスタッフを乗せたマジックバスは福島へ



EarthTuningご一行様を乗せようやく出発したのは







雨がしとしと降りしきる中の

開催前日26日の夜でした。
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EarthTuningフクシマを振り返る

後編(開催編)に続く