ハイハイハイ
TACO
ほいほい。
えー、春らしく嬉しい報告を一つ。
以前にね、そう、今年の2月15日の練習に見学に来てくれたMeikoさんが、なんと入団してくれるそうです。
いやあ、大丈夫かね。
あの名門、某九大のスーパー混声合唱団のメンバーですよ。
最近、Tomoさんといい、なんかそういう、なんて言うかね、プロ野球で言うところのFA宣言をしたような選手が来てくれるんで、まるでチョッと前の楽天みたいな感じやね。
とすると私は野村監督で、それこそ最近の連勝続きを「春の珍事」とでも言ってるように、これもそうなのかなぁと思ってしまいますね。
でも、いや、嬉しい限りです。
ところで、ちょっと持って回った話をしますね。
合唱って沢山の人でやるでしょ?
しかもパートは基本的に4つしかないから、一つのパートを複数で歌いますよね。
つまり、合唱団に入ったら、その人は、どこかのパートの人数分の1の存在に、数的にはなるんですね。
どんなに上手な人でもソロで歌うわけではないから、そうなりますよね。
ところがね、音楽的には決してそうはならないんですね。
たった一人入っただけで、全体が全く変わってしまうって事は良くありますね。
そこがね、凄いと思いますよ。
なんていうかね、これは合唱だけに限らないと思うけど、「平等」と「公平」は違うよって考え方がありますよね。
これね、言葉遊びっぽいところもあるけど、私は結構大事だと思うんですね。
「人間皆平等でなければ」って言うでしょ?
これね、もしかしたら違いますよ。
人がね、皆、「平らかに等しくあること」なんて、無理だと思いますね。
「男女平等」なんてのもね、男と女が「平らかに等しい」のは絶対無理だと思いますよ。
それに、もしそうなったら、世の中絶対につまらないね。
男も女も含めてね、人間は皆違いますからね、それが皆等しくあるべきだというのは、ちょっと無理があるね。
その違いを認めた上で、「公平であること」が大事じゃないですかね。
だから、仕事だってなんだって分担があって、その分担が其々「公的に平らか」、つまりどんな仕事も大事って事になるんじゃないですかね。(これはね、難しく言い出すと、資本主義とか、社会主義とかいう問題だったり、今の格差問題とかにも繋がりますが、ま、今はそこまでは突っ込まないで下さいね)
話を合唱に戻しますとね、合唱は歌の集まりですから、当然、各人の歌の才能に差があるわけです。
二人いたらもう優劣が付くわけですからね。
でね、この優劣の付いた者達が、同じ歌やパートを歌うわけですが、これがね、同じ団員だから全く平等に歌うことが大事ってことになると、これは上手く行きませんね。
これではね、いくら平等になっても、不公平なんですね。
野球でもね、同じバッターでもイチローは1番で、松中は4番ですよ。あまり打てない人は下位打線と言いますよね。
1番はとにかく出塁しなけりゃいかん。4番はホームランを打たないかん。下位打線はバントでも四死球でもなんでもくらって次へ繋ぐ役割に徹する。
役割が其々違うわけね。
合唱もね、一緒だと思います。同じパートを歌っていても実は色々と役割があるわけですよ。
そして、もし一人そこにレベルの高い人が入ったら、全体が変わりますね。
ホークスの秋山監督が昨日ぼやいてましたね。
「今のホークスには、3番バッターがいない」
松田が開幕早々怪我したからね。
誰でも良いわけじゃないんですよ、当たり前だけど。
それぐらい、一人の存在がチーム全体の力を左右することがあるんですよ。
ただね、絶対勘違いしちゃいけないのが、上手な人だけが大事って事じゃないんです。
レヴェルの差も含めた上で、「役割分担」が必ずあるということね。
特にアマチュアの場合、技術だけではない、メンタルなものっていうか、音楽やってるんだけど音楽以上に大事なものが厳然とありますね。
レベルはそこそこだけど、その人がいないと絶対困るってことがありますよね。
それがね、また面白いと言うか、こういう団体をやっていて一番感動するというか、心の琴線に触れるところでもあるんですよ。
今ね、大学では新入生の獲得の為に、あかでみなんかが必死ですよ。
そんな時にね、ちょっと色々考えるんです。
勿論、出来るだけ歌が上手い奴、音楽が出来る奴が入ってきて欲しいな、とね。
でも、それ以上に一番大事なのは、何と言っても「人柄」と「顔つき」ですよ。
そして、そういう奴を見かけたり、飲み会に来てくれるとね、「コイツが入ったらあかでみは変わるだろうな」と思いますね。
またまたちょいと話しが飛びますがね、
碁と将棋、皆さん、どちらが好きですかね。やったことありますか?
私は碁は実はあまりやったことがないですが、将棋はちょっとあります。
いつかは私も碁はやりたいと思ってますが。
私のお師匠さんの藤井先生がね、こういうことを言っていたのを思い出します。
あまり正確ではないんだけど、「知能ゲームとしては、将棋より碁の方が純粋なような気がする」とね。
つまり、将棋には色々な役割の駒があって、それぞれ動きが違います。
それに対して碁は、石しかありません。
ルールも将棋よりも碁の方がずっとシンプルです。
だからこそ余計に純粋な頭脳ゲームってことじゃないですかね。
それでね、その先生が碁を打つ話を見たり聞いたりしたんですが、同じ石でもね、打つ場所やなんかでその1個の石の持つ役割が全く違うわけですよ。
場合によっては、あそこで打った1個の石で勝ち負けが決まったなんてこともあったり、失敗したここの石を別の石がフォローするとかね。
これね、本当に面白いと思います。
で、強引に合唱の話に戻ると、つまりさっきの話と同じなんですが、同じメロディやパートを歌うんでもね、そういうことはしょっちゅうあるんですよ。
上手な人がいつも上手く行くわけでもないし、そういう時にちゃんとフォローが入るとかね。
役割があるんだよね。
そしてこういうやり取りがある意味たまらないんだよねー。
一見合唱団って、一つの集団で塊り(マス)に見えるけど、実態はそうではない。
あくまで一人ひとりの個性の集まりだってところが、目茶苦茶に面白いと思いますね。
ということで、ついに予想通り話の収集がつかなくなったんでこの辺でやめます。( ゚Д゚)ヴォケ!!
つまりね、要は、立て続けにTomoさんとMeikoさんが来てくれることになって、メッチャ嬉しいと言う事ですよ。
\_(・ω・`)ココ重要!
それにしても、女性が増えるんだよ。ΣΣ(゚д´;;ノ)ノ スゴスギ!!!
男性出てコーイ。(*゚ノO゚)<おおおぉぉぉぉぉぃぃぃ!
ベース出てコーイ。(o`・Д・)ゝォォオオオイイイィィ!!