コロナ禍による延期で3年生の2学期になってしまった高校の修学旅行。
当初の予定(スキー⛷)とは大きく変わって観光中心の東京への3泊4日になりました。
チョロちゃん本人はスキーよりもこちらの方が良かったそうです
日程として大まかに決まってはいてもほぼ班での自由行動と言っても良いほど自分達で決めて出かけた感じです。
決められた観光地の中に浅草寺がありました。
わたしにとって浅草は幼い頃の思い出の地です。
当時、母の職場が浅草にあって(親子で行ける職場だったので)わたしも毎日、浅草に行っていました。〜比較的近所に住んでいた〜
3歳くらいだったと思う(その後、引越したので)のですが、住んでいた家や断片的な記憶が幾つかあるのと、写真の中の幼い自分を見て思い出せたり全く覚えていなかったりです。
同窓会の待ち合わせの渋谷のハチ公前へは1人で行けない母ですが、浅草の仲見世通りはよく覚えていて細い路地も迷う事なくスイスイと目的のお店に行けるほど😊
それで、チョロちゃんに浅草でお土産のリクエストをしました。
舟和の芋羊羹とあんこ玉。
梅園の甘味。
人形焼や雷おこし等名物はたくさんあります。
ネットで調べたらきび団子を売っているお店があるという事だったので、これを買ってきて欲しいと言いました。
浅草できび団子を食べた記憶はありませんが、その後にずっと住んでいた東京の下町では定期的にリヤカーを引いたおじさん達が
あんず飴
きび団子
紙芝居(お店では売っていないお菓子)
の楽しみを運んでくれました。
きび団子のおじさんはとっても背が高くて、夏にはきび団子だけでなく「冷やしわらび餅」も売っていて、わたしはどちらも大好きでした
きび団子はその場で茹でてきな粉をまぶして手渡してくれます。
とっても美味しくて大好きでした
いつしか来なくなって(?)忘れていましたが、ネットの写真を見て似ていたので、これを買ってきて欲しい。と言いました。
〜当時のきび団子は1本の串に6個の団子が刺さっていましたが、このお店のは4個でした。〜
買ってきてくれたきび団子を茹でてきな粉をまぶして食べました
当時の懐かしい記憶と味が蘇りました。
岡山のお土産で何度か食べた事があるきび団子とは全く別物で、わたしにとってのきび団子は正にコレなのです!
きび団子を食べたチョロちゃんがも美味しいと何度も言って
「桃太郎がきび団子を持って行った理由がわかる。こんなに美味しい物を貰ったら家来(お供)になっても良い。と思っちゃう!」
と言いました。
実際にきび団子持たせたのはお婆さんでしたが、その位美味しかったのでしょう。
子どもの頃に自分が好きだった物を子どもに食べさせる事ができてその味を共有するだけでなく、美味しいと感じる感覚が一緒だったのが嬉しいです
お店の都合で随分待ったそうですが、
「待った甲斐があった」
と言っていたので良かったです
凸凹発達の子育てを頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に子育てを楽しみましょう