発達障害者支援法とわたしの子育て⑥ ~特別支援学校高等部と高等学校は違う#1 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

小学校の頃から行きたかった高校があったチョロちゃんですが、先のTwitterで中学校の特別支援学級のお子さんが知的に遅れがないから、特別支援学校に入れないし、中学の特別支援学級が高校が繋がっていない〜受験資格を得られないという意味合い?〜というような表現がされていて、だから四面楚歌…とも取れて閉口しました。

〜言われた事ではなくてそういう状況に関してです〜

 

 

確かに知的障害がなければ大抵の特別支援学校の高等部では受け入れをしないでしょう。

 

わたしが知っているお子さんで知的障害がなかったにも関わらず障害を理由に校区の小学校の校長から受け入れ拒否をされてしまい、仕方なく知的障害のない子も受け入れる特別支援学校に小学校から入学した子を知っています。〜遠い学校だったので、その為に引越しまでしていました〜

 

この時、その子のお母さんに、小学校は義務教育で公立の校長に校区の未就学児の親に対してそんな事を言う権限がない事、必要なら対応してくれる専門家の紹介もできる事を伝えたのですが、もし、入学できる様になったとしてもそのせいで子どもに辛い思いをさせたら可哀想だから…と、言われたのを覚えています。

〜もしも、そんな事(校長からの嫌がらせ等)になったら逆に大問題なので、諦める必要はないと思ったのですが〜

 

高校受験の話でこの件を思い出しました。

 

確かに中学校と違って高校以降は義務教育ではないので、入学前に振り分けられる事も入学後に退学させられる事もあるわけで〜義務教育期間中で在籍さえしていれば学校に行かなくても定期試験を受けなくてもその時が来たら卒業できる中学と違って〜学校に行かなかったり、定期試験でそれなりの点数が取れなければ赤点で進級できないのが普通です。

 

だから、それを想定して(昨日のブログにも書きましたが)小学校の時から学習保障を意識して学校側には伝えていました。

 

公立の中学校の特別支援学級在籍だと普通の高校〜特別支援学校ではない〜の受験ができない。というのはおかしな話で、前にも書きましたが、そもそも発達障害者支援法というのはそういう差別や将来の選択肢が狭まらないようにという理念のはずで、特別支援教育はその為にある機関(制度)でしたよね?

 

特別な配慮〜或いはちょっとした工夫〜があれば頑張れる子ども達に安心して教育を受けさせる為に作られたのでしょう?

 

 

だとしたら、義務教育が終わった後の進路についてもその子に合った進学先があって然るべきで、それが無い。なんてあり得ないと思ったのです。

 

どの地域か知りませんが、わたしからしたら、

そんな事を親に言わせる地方自治体や中学校って何なの?

っていう話なのです。

 

合理的配慮はどの児童・生徒・学生にもあって、国立大学のみならず私立の大学にも学生支援室とか相談室、或いは相談センター等がある大学も多いようです。

国立大学等は割と早い時期からあった。と認識しているのですが…?

 

そう考えると高校の方が遅れていますね?

という話を、チョロちゃんの就学相談〜今から11年前〜で既に教育委員会の人と話していた記憶があります。

 

当時は特別支援教育を取り入れている公立の高校がありませんでした。(今は幾つかモデル校がありますが地域による?)

 

とはいえ、チョロちゃんが行きたい高校はそういう事がない学校なので、中学卒業までに帳尻を合わせる事を目標(?)にしていました。

 

入学願書を提出する前の段階〜オープンスクールとか学校説明会の時〜高校側に確認したところ、特別支援学級在籍の生徒だから受験資格がない。という事はなく、

「本校の合格基準を満たしていれば合格します」

と言われました。〜直接確認〜

 

中学校の教職員は全くアテにならなかったので、直接聞いた方が確かだし安心(信頼)できます。

 

 

そして何より、特別支援学校の高等部は高等学校とは違うので、卒業しても高校卒業ではなく学歴は中学卒業のままです。

 

大学や高卒が条件の専門学校や就労の際には条件を満たしていない事になると知らない人が意外と多いので驚きましたが…。

 

続きます。

 

 

 

凸凹育児を頑張っているお母さんへ

 

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今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう音譜