ヴィッツとパッソ | ほぼ週刊チョロQ通信

ヴィッツとパッソ

 新しいヴィッツが発売になった。
 ノーズにはトヨタのマークではなく、販売チャンネルであるネッツの専用マークが付く。この夏には高級車の販売チャンネルであるレクサスが立ち上がるし、いよいよチャンネルの差別化を本格化してきた感がある。
 さてこの新しいヴィッツだが、先代にトヨタの欧州戦略車アベンシスを上からぎゅーっと押し付けた様なスタイリングだ。私はけっして嫌いではない。齧歯目(げっしもく)と揶揄されたスタイリングがすっきりとシャープになった。
 しかし、この新型ヴィッツ、現在のところ4ドアのみで先代の様な2ドアの設定がない。ということは、来年からのワンメークレース、4ドア車でやるのか?1500CC、RSというグレードに5速マニュアルの設定があるが、カップカーというにはほど遠いように思われる。アルテッツァだって4ドアでレースをやっているのだから、ヴィッツだって4ドアでやれない訳がない。来年までにカップカーを開発すればいい訳だが・・・。
 


 少し前に同じトヨタからパッソという車が発売になった。トヨタ最小と謳い、完全に女性向けのマーケティング戦略をとっている。
♪パッソ プチプチ プチトヨタ♪というコマーシャルを覚えている方も多いのではないか。
 実はこのパッソに”TRD Sports M”というカスタムカーがある。いわば裏バージョンともいえるグレードだ。1300CCで通常90馬力のところ95馬力までチューンナップさてれている、もちろん5速MT。スタイリングも迫力満点、最盛期のKPスターレットを髣髴とさせる。もちろんパワーは1500CCのヴィッツには見劣りするが、この大きさなら充分だ。しかもこの内容で値段は165万、ネッツではないが、コレでワンメークっていうのはどうだ?


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