昨日のNHK『あさイチ』に、泉ピン子さんがゲスト出演していた。
見た目はあんまし老けた感がなく、芸能人らしくおしゃれなのだが、滑舌が気になった。
少しろれつが回らない、というか。
もともと早口で話す人だったので、よけいに気になった。
だが、気持ちは相変わらずなんだろう。
自分ワールドで延々話し、他の人が話していても聞いてないみたく、変なタイミングで割り込んで話を横取りする。
司会の華大さんや、コーナー担当の副島くんもやりにくそうだった。
もう一人のゲスト、サバンナの高橋さんも、ピン子さんに気を遣っているのがよくわかった。
さりげなくピン子さんを立てているのに、当のご本人、お構いなし。結構辛辣に高橋さんを斬っていた。
正直なところ、イラっとした。
年を取ったんだから急にキャラを変えろ、と言うつもりはない。
だけど、「自分が、自分が」という「主役きどり」は見ていて全然気持ちよくなかった。
黒柳徹子さんの滑舌も気になる。
年とともに衰えるのは当たり前だろう。
むしろ、一般の人ならもっと衰えるかもしれない。
もしかして、本人が一番、老いを憂いているかもしれない。
だが、この人たちにとって話すことは「仕事」なのだ。対価を得ている以上、わきまえることも大事なのではないか。
私は、加齢によるミステイクが頻発するようになったら、誰かに言われる前に自分からきちっと身を引きたいと思っている。
年齢に 抗うことなく いさぎよく
鞠子