何を報連相したらいいのかわからない若者:その① | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

これ以上、眉間にシワを増やさないためにも「今日は怒らないぞ」と言い聞かせて出勤する毎日。

ところが今日も、朝から激おこぷんぷん丸と化した。

 

数日前、客様であるN社から「預金口座振替依頼書」が送られてきて、えっ!と思った。

この書類はうちの職場にしかない。取引口座を新設したい、あるいは現在の口座を変更したいと言ってきた客様に対して書類1式を渡し、記入し、押印して返送してもらう。その提出された書類をもとに、私が口座設定の手続きをする仕組みになっている。

ところがこの実務の担当者である私は、N社が口座を変更することも、そのための書類を持っていることも、全く知らなかったのである。

 

口座を変えたいという話を聞き書類を渡したのは、最若手オトコ後輩であることが、ようやく判明した。

 

彼の対応が間違っているわけではない。

だが、事前に一言、担当者である私に「N社、振替口座を変えたいんだそうです」と言ってほしかった。

いや、言わなければダメなのだ。

なぜなら10月は、全客様からとある固定金額が自動的に引き落とされる月だから。N社はそれを新口座から引き落としたいのであれば、早急に旧口座からの引き落としをなしにする手続きを取らなければならないから。

10月が振替月であることを、彼は知っている。新口座への変更や旧口座からの引き落としストップがそこそこ厄介な実務であることも、彼は知っている。


今回に限ったことではない。彼は、何を報連相すべきか、どうやらわかってない。

 

「口座を変えたい、みたいな話を聞いたら、その都度、言ってね」

 

そのときはなんとか冷静にそう話した。

だが、N社から送られてきた預金口座振替依頼書に書かれている新口座の名義が、N社とは似ても似つかぬ社名になっていることが引っかかった。

 

口座変えたい、というN社からの申し出を報連相しなかったこと、さらにはこのN社とは似ても似つかぬ社名だったことがさらなる問題に発展し、今日の激おこぷんぷん丸につながろうとは、その時点ではまだ気づこうはずもなかった。                        (明日に続く)

 

 

 

 

 

 

怒るって 嫌な痛みが 残るのね

鞠子