「健診」より「診察」 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

お盆休み最終日、恒例の「生活習慣病予防健診」に出かけた。

年とともに基準値をはずれる項目が増え、昨年にいたっては「要精密検査」が2つも出て意気消沈していたが、おとなしく精密検査を受け、とりあえず何もなく、今に至っている。

だが、ということは、今年はさらに不具合が増えるに違いないと思うと、大変気が重い。

 

ところでこの「生活習慣病予防健診」、「健診」と言いつつ、医師による「診察」のウェイトも高いのである。

 

協会けんぽからの補助と職場からの勧めで半強制的に受けさせられるこの検診、私はずーっと赤十字病院で受けているのだが、健診だけでなく、診察もプラスされているのだ。

首や腹部の触診、聴診器による診察、目の充血チェック、薬のアレルギー有無、この1年の変化etc.etc. 医師が直接診察&チェックしてくれる。

子宮がん検診も同様。検査だけではなく、医師の診察が、当たり前のようにくっついている。

協会けんぽによる検診機関はいくつもあり、好きなところを選ぶことができる。私は日赤以外で受けたことがないからわからないが、少なくとも「検査センター」みたいなところでは、専門医が常駐しているとは思えないので、型通りの検査をするだけなのではないだろうか。

 

昨日など、年配のおじいさん先生が出てきた。

いつも研修医みたいな若者ばかりなので、ちょっと驚いた。

だが、手のひらや手の甲までチェックが入り、身長・体重・年齢を見たからか、骨塩定量検査を勧めてくれた。母が晩年、骨粗鬆症でイヤというほど苦しめられたので、即、お願いし、その場で検査を追加、当日、検査してもらうことができた。

それよりなにより、人の手で診察してもらうと、なんか安心するんだよね。

レントゲンも胃透視も、もちろん病変をきちんと表してくれるのだろうが、腫れや硬化を手で確認してもらうと、なおのことホッとする。

 

「手当て」とは、本当に言いえて妙だと思う。

 

さて、今年の検査結果はどうなることやら。

いくら人の手で癒されても、これはまた、別の話だ。

 

 

 

 

 

あたたかな 手が触れ 心に触れてくる

鞠子

 

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