今朝の新聞に、大学時代の恩師が載っていた。
「自由」という言葉にまつわるあれこれについて、記者にインタビューを受けている。
非常に厳しい教授だった···と言えば聞こえがいいが、学生の間では「陰険」「陰湿」と言われた嫌われ教授。だけど、私にとってはゼミの担当教授より記憶に残っている。陰険でも陰湿でも、指導の言葉はいかにも真理だったと、今になって思う。
85歳になった先生の写真は、言われてもわからないほど温和な笑顔になっていた。
あの先生もとうとう85歳かぁ··· 85歳ねぇ··· ん?85歳?···
えぇ?!85歳!?
ということは、当時、40代半ば?!?
うそやろ·······
あのころ、どう見ても60代だった。
60代だと思っていた。
それくらい「老けた」見た目だった。
そして、それくらい「老成した」言葉の数々だった。
やっぱり今の40代とは訳が違うのだ。
いろんな意味で懐かしい。
もう一度、あのころに戻れるなら、がむしゃらに勉強してやる!
後悔は 後からするから 愛おしい
鞠子