そういえば、これも前から気になっていたのであった。
よく「しじみ○個分」「レモン○個分」とうたってある健康食品があるじゃない。
まともに食べたらとても食べられない量のしじみやレモン。
でも、よく考えたら、これ、おかしくない?
しじみやレモンがからだにいい成分を含むことはわかるけど、本来なら食べられない量のものをいっぺんに食べるって、逆にからだによくないんじゃないだろうか。
いくらいい成分だと言っても、そこには「適量」があると思うんだけど。
例えばしじみでも、料理に入っていて、それを口に入れ・咀嚼し・飲み込んで・胃で消化して・腸に送られて、その過程で栄養素として取り込まれるのが本来のパターンで、サプリメント型のもので摂取することがくせになると、からだがなまけることを覚えてしまうと聞いたことがある。
その上、食べられない量のエキスを一気に取るなんて、やっぱり自然の摂理に反している気がする。
…と魚類・貝類が苦手な私が言っても全然説得力がないが。
エキスからこぼれたものにエキスあり
鞠子