犬は飼えない | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

今日、ちょっぴり悲しかったこと…

 

毎日チェックしている某ブログがある。

自営業の男性が、飼ってらっしゃる犬のことを写真付きでアップしているのだが、この手のブログ、多々あるなかで、これを毎日チェックしている理由は……

 

〇犬の表情が「人間みたい」。喜怒哀楽を感じるから。

〇犬が、なにげに「家族の一員」としてふるまっている(ようにみえる)から。

〇文章の書き方が、自然体で優しい。書いている男の人の人となりやそのお宅のあったかさが伝わってくるから。

 

数年前、犬がキーパーソン(←正しくはキードッグ?)となる短編を書いたのだが、実はこのワンちゃんのイメージを勝手に使わせていただいた。

 

ペットのいる生活体験は、限りなくゼロに近い。

子どものころ、金魚やセキセイインコや犬がいたこともあったが、どれも全うしていない。

だが、この某ブログを見ていると、「いいだろうな、こんな子がいたら」と思う。

毎回、思う。

真剣に、思う。

誰の許可もいらない。私が決意するだけのことだ。

 

相当、真剣に考え始めた。ペットショップやホームセンターのペットコーナーは、必ずチェックするようになった。見れば見るほど、心が実現に向けて動き出す。

 

…ところが、ある日の某ブログを見て、思いは一気に逆戻りした。

 

娘さんが、犬におやつを与えている写真。

その食べる姿勢がめっちゃかわいいのだが、首から下のみ写っている娘さんのトレーナーを見て愕然としたのだ。

 

青いトレーナーが白い毛だらけになっている……

 

毛足の長い犬ではない。それでもこんなに毛が抜けるんだ……

 

あはは、犬だもん、当り前だよね。

そんなことで驚く私が間違っている。

だがしかし、やっぱり犬は飼えない。

そう確信した。圧倒的に確信した。

 

やっぱり、某ブログだけで楽しむことにしよう。

迷いは消えてなくなった。