【知らなかった「人を呼ぶ」ためのあれこれ:2題】
(1)パート募集
理由があって、新聞の求人折り込みにはくまなく目を通している。
「重いものを持つ仕事はありません」
「工場内冷暖房完備」
…なるほどな。今どき、これは明記しなきゃいけないかもしれないな。
だが、こういう条件まで提示されるとは思わなかった。
「トイレは全て洋式・ウォシュレット完備」
それから、
「ネイルアート可・ヘアカラー可」
これを提示する、ということは、「この仕事がしてみたいが、トイレが洋式じゃないからやめておこう」「勤務条件もぴったりなんだけど、ネイルアートができないから除外」…こういう人がいるということだ。
企業側がこれらの条件を提示したことより、トイレやネイルアートで職を選ぶという考え方に驚いた。(←と、ネイルアートをしている私が言ってもなんら説得力がないが)
(2)生徒募集
全国展開の英会話教室。
最年少クラスが「満6ヶ月~1歳」にはびっくりした。
「ママ・パパ」ってもう言える年か? まだ言えないんじゃないか?
確かにこのころ、英語会話の渦中にほうりこんだら、吸収力はすごいだろうな、と思う。でも、日本語はどうなるんだろう。
だが私、経験ないため、不確実。不安&複雑な気分で生徒の募集の折り込みチラシを見ていたら、こんな紹介があって、また、驚いた。
○画びょうを使わない掲示物
○安全なドアノブとストッパー
○大画面電子ボードの転倒・落下防止の支柱補強
要するに、「教室内、危険物は可能な限り撤去してあり安全です」というアピール。
今や、ここまでしなきゃいけないんだ。
子どもたちが大勢集まるところは、イコール「ある程度のけがはやむをえないところ」。
そうしてけがをしたり、友だちにけがをさせてしまったりして、「痛み」はもちろん「安全」「思いやり」を体感するところだと思っていた。
画びょうとは、刺さるものであり。ドアノブは手をはさむ可能性があるものだと、子どもはどこで学ぶんだろう。
あくまで塾だから、対価を払って「英語」を学ぶところだから、画びょうやドアノブの危険性など、ここで知る必要なし、ということなんだろうけど。
……求人チラシも生徒募集チラシも、見れば見るほどなんとも重いため息が出たわ。
(1)パート募集
理由があって、新聞の求人折り込みにはくまなく目を通している。
「重いものを持つ仕事はありません」
「工場内冷暖房完備」
…なるほどな。今どき、これは明記しなきゃいけないかもしれないな。
だが、こういう条件まで提示されるとは思わなかった。
「トイレは全て洋式・ウォシュレット完備」
それから、
「ネイルアート可・ヘアカラー可」
これを提示する、ということは、「この仕事がしてみたいが、トイレが洋式じゃないからやめておこう」「勤務条件もぴったりなんだけど、ネイルアートができないから除外」…こういう人がいるということだ。
企業側がこれらの条件を提示したことより、トイレやネイルアートで職を選ぶという考え方に驚いた。(←と、ネイルアートをしている私が言ってもなんら説得力がないが)
(2)生徒募集
全国展開の英会話教室。
最年少クラスが「満6ヶ月~1歳」にはびっくりした。
「ママ・パパ」ってもう言える年か? まだ言えないんじゃないか?
確かにこのころ、英語会話の渦中にほうりこんだら、吸収力はすごいだろうな、と思う。でも、日本語はどうなるんだろう。
だが私、経験ないため、不確実。不安&複雑な気分で生徒の募集の折り込みチラシを見ていたら、こんな紹介があって、また、驚いた。
○画びょうを使わない掲示物
○安全なドアノブとストッパー
○大画面電子ボードの転倒・落下防止の支柱補強
要するに、「教室内、危険物は可能な限り撤去してあり安全です」というアピール。
今や、ここまでしなきゃいけないんだ。
子どもたちが大勢集まるところは、イコール「ある程度のけがはやむをえないところ」。
そうしてけがをしたり、友だちにけがをさせてしまったりして、「痛み」はもちろん「安全」「思いやり」を体感するところだと思っていた。
画びょうとは、刺さるものであり。ドアノブは手をはさむ可能性があるものだと、子どもはどこで学ぶんだろう。
あくまで塾だから、対価を払って「英語」を学ぶところだから、画びょうやドアノブの危険性など、ここで知る必要なし、ということなんだろうけど。
……求人チラシも生徒募集チラシも、見れば見るほどなんとも重いため息が出たわ。