〈シリーズ:比較して気になっていること〉
その1.『老い方』
このごろ特に思うようになった。『老い方』って人によってなぜこんなに差が出るのだろう、と。
朝刊に、近藤サトさんのインタビュー記事が出ていた。
白髪を染めることをやめ、グレイヘアになっていらしった。
グレイヘアって、なんといっても「似合う人と似合わない人」がいるのだ。サトさんの場合、結構、似合う。とても品が良い。
だが…
40代から白髪染めをせねばならなかった、というのに驚いた。
え… 私はいまだにヘアマニュキアのみで、白髪染めをしたことはない。マニュキアだからすぐとれるが、それでも「うわ、白髪増えた」という見た目には、今のところならない。
最近、テレビで見た人だと…
宮内洋さん・相原勇さん・今村良樹さん・寺田理恵子さんが、「ああ、老けたなあ」と感じた。(←すみません。っていうか、これ、誰?って言われそうだけど。私の青春時代、大活躍していた人たち)
スイミングトモのEさんなど、70歳はゆうに超えておられるのだが、お顔にシミが全然ない。だから素顔でも、すごくきれいだ。だが、特別手入れをしているようでも、お高い化粧品を使っておられるようにもない。
私よりうんとうんとシミもシワもない。全体的に見ても、悔しいけど、「私より若く見える」。
なぜだ。
なぜ人によって、こんなに老い方が違うのか。
ボデイの構成要素、食べるもの、飲むもの、睡眠時間、ストレスの質・量、これまでの人生……様々なものが加味され、老いの様相が変わってくるのだろう、とは思うけど、なんだかすごく不公平な気がしてしまう。
昔、渡辺淳一先生が、エッセイだかトーク番組だったかで、要旨、こんなことを言っておられた。
「(医師時代)きちんとした生活をしているのに重い病気にかかる人やめちゃくちゃな生活をしているのに健康な人をたくさん見てきた。どう考えても、神様が天の上から無差別に病気を落としているとしか思えない」
老いも同じ、か。
でもやっぱり不公平感、ぬぐえない。
(明日、その2.『玄関先』に続く)
その1.『老い方』
このごろ特に思うようになった。『老い方』って人によってなぜこんなに差が出るのだろう、と。
朝刊に、近藤サトさんのインタビュー記事が出ていた。
白髪を染めることをやめ、グレイヘアになっていらしった。
グレイヘアって、なんといっても「似合う人と似合わない人」がいるのだ。サトさんの場合、結構、似合う。とても品が良い。
だが…
40代から白髪染めをせねばならなかった、というのに驚いた。
え… 私はいまだにヘアマニュキアのみで、白髪染めをしたことはない。マニュキアだからすぐとれるが、それでも「うわ、白髪増えた」という見た目には、今のところならない。
最近、テレビで見た人だと…
宮内洋さん・相原勇さん・今村良樹さん・寺田理恵子さんが、「ああ、老けたなあ」と感じた。(←すみません。っていうか、これ、誰?って言われそうだけど。私の青春時代、大活躍していた人たち)
スイミングトモのEさんなど、70歳はゆうに超えておられるのだが、お顔にシミが全然ない。だから素顔でも、すごくきれいだ。だが、特別手入れをしているようでも、お高い化粧品を使っておられるようにもない。
私よりうんとうんとシミもシワもない。全体的に見ても、悔しいけど、「私より若く見える」。
なぜだ。
なぜ人によって、こんなに老い方が違うのか。
ボデイの構成要素、食べるもの、飲むもの、睡眠時間、ストレスの質・量、これまでの人生……様々なものが加味され、老いの様相が変わってくるのだろう、とは思うけど、なんだかすごく不公平な気がしてしまう。
昔、渡辺淳一先生が、エッセイだかトーク番組だったかで、要旨、こんなことを言っておられた。
「(医師時代)きちんとした生活をしているのに重い病気にかかる人やめちゃくちゃな生活をしているのに健康な人をたくさん見てきた。どう考えても、神様が天の上から無差別に病気を落としているとしか思えない」
老いも同じ、か。
でもやっぱり不公平感、ぬぐえない。
(明日、その2.『玄関先』に続く)