昨日、地下鉄を降り、大学へ向かっているとき、見知らぬおばあさんに道を聞かれた。
目的地は私といっしょ、ただし正門までの道のりを知りたい…と言うのである。
おばあさんは、ネットから取り出した大学周辺の地図を持っていた。
「今、山手門は確認してきた」と、息をハアハアさせながら言っている。
この大学、小高い丘の上に立っている。
だから、地下鉄の駅から上方を見ないと建物が見えない。
その上、駅から10分強、かなり急なアップダウンを歩かなければならない。
さらに、
住宅街を横切る。
右左折のための目印は何もない。
おばあさんは、私でもきつい坂をついてきた。
なんでそこまで…
「孫がここ、受けるんで、道順を説明してやらないと。本人が来れればいいんですけど、忙しくて」
本人も、その両親も道順の下見に来れない。
よりにもよって、来たのはおばあさん。
一度来たって、きっと、説明なんかできない。
それどころか、かえって混乱させる。
よかれと思ってしたことが大迷惑、なんて、双方ともに不愉快な思いをする。
「よけいなことしないでっ!」と言われないことを祈っています。
サクラサクサクラチル春それも春
鞠子
目的地は私といっしょ、ただし正門までの道のりを知りたい…と言うのである。
おばあさんは、ネットから取り出した大学周辺の地図を持っていた。
「今、山手門は確認してきた」と、息をハアハアさせながら言っている。
この大学、小高い丘の上に立っている。
だから、地下鉄の駅から上方を見ないと建物が見えない。
その上、駅から10分強、かなり急なアップダウンを歩かなければならない。
さらに、
住宅街を横切る。
右左折のための目印は何もない。
おばあさんは、私でもきつい坂をついてきた。
なんでそこまで…
「孫がここ、受けるんで、道順を説明してやらないと。本人が来れればいいんですけど、忙しくて」
本人も、その両親も道順の下見に来れない。
よりにもよって、来たのはおばあさん。
一度来たって、きっと、説明なんかできない。
それどころか、かえって混乱させる。
よかれと思ってしたことが大迷惑、なんて、双方ともに不愉快な思いをする。
「よけいなことしないでっ!」と言われないことを祈っています。
サクラサクサクラチル春それも春
鞠子