ナミダのクッキングNo.2553 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

今日、ちょっぴり悲しかったこと…

テレビを見ていて『ロー活』という言葉をはじめて知った。
ローライズの下着姿を自分で撮影し、ネット上に公開する。
これにはまっている若い女の子が、大勢いるのだそうだ。
写真の編集もできるので、下着の線を上げたり下げたり、中を空白にしたりして、さらにきわどくつくりあげる。

見えそう。本当なら、見えてるはず、みたいな。
私の基準だと、風俗関係の写真と区別がつかない。

自分のからだなんだから、何してもいい。
見せたきゃ見せればいい。
確かに体の線も肌も、きれいだし。
だけど、何だか腑に落ちない。

考えた。
そうして見せられる期間は、決して長くないのだ。
すぐに体は劣化し老化する。
そのとき、今とは似ても似つかぬ半裸の自分が世界中のあちこちで見られているとしたら…嫌な気持ちにならないか?
ネットに上げたら、もう、取り消しはできない。えんえん、回覧し続けられる可能性がある。
後悔しても、取り返しがつかない。

「後悔なんてしないもん」
それは、「今」だから言えるのだ。
「そのとき」になってみなければ、「そのとき」どう思うかはわからない。

この番組に出ていたモデルさんだか、「ゲームに課金するために働いている」と言っていた。
飲みに誘われたとき、「ネトゲ仲間と狩りにいく約束をしてるから断った」とも。

私には、それらの詳しい仕組みはわからない。
わかりたくもない。
仮にわかろうとしても、ついていけないだろうし。

ネット上は、どんどん際限がなくなって、このままいったらどうなるのかと、恐怖を感ずる。





指先で消せる女は人でない
鞠子