音楽トモMちゃんは中学校教員なのだが、話を聞けば聞くほど気の毒になってくる。

中学校という職場は、まさに「ブラック企業」なのだ。

1日の勤務時間が長い。
おまけに土日も休めない。
その理由の1つが「部活動」。
朝練、放課後練、休日練。
Mちゃんの担当は吹奏楽部。
コンテストやら演奏会やら、地域行事での演奏まで入ってくる。

まずいよねぇ、こんなの。

子どもたちが「生きる基礎」を身につけるはずの場所で、教師が仕事以外の世界を持てないほど追いたてられている。
そうして世界がせばまってしまった人がする教育…

本当は、教師こそ、いろんな世界を持っているべきではないのか。
しかし、Mちゃんの話を聞いている限り、とてもそんな物理的余裕はない。

企業も似たり寄ったり。
電通なんて、鬼十則に対し、裏十則なるものまで存在するらしい。
人間は、どんなにあがいても、せいぜい100年しか生きられないんだから、みんながもっと余裕を持って毎日を楽しむ…というふうにはならないのだろうか。

え?私?楽しみすぎ?
…だから今や、自ら己の首をシメテマス(-_-;)



楽しくもつらくも一日<ひとひ>24時
鞠子