久しぶりに、寝る前、ベッドで横になりながらテレビを観ていた。

そういうことをしようと思うと、私はメガネをかけたままでいなくてはならない。
おまけに、いつもマスクをして寝るので、「メガネ&マスク」がウザいばっかりに、「寝ながらテレビ」はふだん、しない。

…のだが、たまたま『鬼平犯科帳』をやってたので、ウザさを我慢した。

そうしてどれくらい観てたんだろうか。
気づいたら、『鬼平犯科帳』じゃない知らない番組が放映してた。

…どうやら、寝てしまったらしい( ̄0 ̄)

しもた…
モーロ-としつつ、リモコンでテレビを消した。

そうこうするうちに朝がきて、スマホのアラームが騒ぎだした。
6時? 6時15分? 6時30分?
頭元のスマホを手にして画面を見た。

いっぺんに目が覚めた。
画面がぼやけて時間が読めないのである(@ ̄□ ̄@;)!!
まばたきしても、まばたきしても、画面にモヤがかかったまま。

私の目、どうなっちゃったのよっ!!
マズイ。
私の目、壊れた。
血の気が失せていく。

しかし先週末、眼科に行ったばかりなのに、こんなこと、アリ?
しかし、視界にモヤがかかってしまっているのは事実だ。

思わず、目に手がいった。

…そこで初めて、私はメガネをかけていることに気づいた。

メガネをかけたまま、寝たのだ。

別の意味で血の気が失せた。

寝返ったとき、メガネが割れたら顔じゅう傷だらけになるところだった。

「メガネ&マスク」状態がウザいとか何とか言いながら、そのまま寝るなんて。
その上、
家用のメガネは強めに矯正してるので、近目はぼやけること、わかってるのにすぐ思いつかないなんて。

笑えるやら情けないやら。



見たいものそれだけ見えていたくある        鞠子