とうとう2016年となりました。

そこで、新春にふさわしいアフォリズムを。

「私の役者としての引き出しは、心の中で複雑に入り乱れる多面的な感情から生まれている気がします。〈中略〉型には心の裏付けがなければいけない。型と心、どちらかだけが先行しては芸は成長できません」

                        (十五代目  片岡仁左衛門)

人間国宝の仁左衛門さんの言葉を自身に当てはめるのはあまりにおそれ多いけど、まさしく自分への戒めとして。




本年も「文質彬彬」一歩でも    鞠子