「寄り添うカルガモ親子」という見出しの記事が、朝刊に載っていた。

市内の公園にある池で、カルガモのひながかえった。
写真には7羽の愛らしいひなが写っている。
時々、親鳥について、周囲の住宅街でも歩いているらしい。

町中の公園だから、見物客も多い。
「去年はネコに脅かされたり、ヘビに巻きつかれたりしていた。一匹でも多く育ってくれたら」との談話も載っていた。

…かわいいからさ、みんなそう思う。
でも、ふと考えた。
ネコもヘビも、生き物であることには変わりないではないか、と。

生きるため、子孫を残すため、必死になるのは、カルガモもネコもヘビも、全く同じだ。
それなのに、見た目だけでカルガモを応援してしまう。
それは自然の感情なんだけど、結局、人間の心理は身勝手で不完全なものなのだ。

…などと理屈を述べて憂いてみたが、
バス待ちしている時に、目の前の民家の壁に沿って1メートル強のヘビがいるのを見つけてしまった(@ ̄□ ̄@;)!!

音もなく滑るよに移動するヘビ。
時々、高く首を持ち上げたりしてる。

…ぎゃぁぁぁ、気持ち悪いぃぃ

やっぱ、カルガモ。
カルガモに1票。
頑張れ、カルガモo(`^´*)
(←結局、私が一番タチが悪い)