そういえば、
私のブログに時々訪問して下さる「WING鶴崎」さん、
もしかして、大分と臼杵の間に???
大分駅のあたりを歩いていた時、「WING…」というお店を見つけたので、え?もしやこのあたり?とは思ったんだけど、臼杵に向かう電車に乗ってるとき「鶴崎」という地名を見つけ、ちょうどそのあたりで電車の窓から「WING」という文字のある建物が見えたから…
…なんて、今ごろ言ってる私は鈍すぎる?

もしそうなら、途中下車して、遊び方、教えてもらえばよかった…( ´△`)
実は私、全然行ったことがないんです、そういうとこ…

…はさておき、
昨日のテーマ、「野上弥生子」の続きです。
あれから、いろいろ考えてるんだけど。

私は、今年の3月、母を亡くしてから、1日24時間365日、「自分の好きなようにすべての時間を使える」という生活になった。
そんな生活、配偶者や子ども、親と一緒に暮らしている人から見たら、夢みたいだろうなあ。
でも私は、家族で大騒ぎとか、大喧嘩とか、おやつを取り合ったり、お風呂の順番でもめたり、そんな経験は全くしたことがない。

それに、患っても、トラブルが起きても、誰にも頼れない。

これ、どちらが幸せか。

…どちらとも、言えない。

炎天下で肉体労働をしている人。熱中症と背中合わせ。
1日中、空調のきいた部屋でパソコンに向かっている人。クーラー病で手足が氷のように冷たい。

これ、どちらが幸せか。

…どちらとも、言えない。

重い病にかかった人。だからこそ、周囲に助けられ、日々を大切に生きるようになった
病気知らずで健康な人。
弱い人、物事が充分できない人の心がわからない。

これ、どちらが幸せか。

…どちらとも、言えない。

そしてどちらも、もう一方を羨んでみたりする。

野上弥生子も太宰治も、裕福すぎるほど裕福な家庭に生まれた。

それ、幸せだっただろうか。

ある時、何代も続く老舗造酒屋の社長がこんな話をしてくれたことがある。

小学生の時、雨が降ると、父(←前社長)は社員に命じて、僕を車で学校まで送らせた。
僕はそれが嫌で嫌でたまらなかった。
社員は酒蔵に就職したのであって、僕の運転手として雇われたのではない。
僕は友だちと一緒に傘をさして、長靴で登校したかった。
だから自分が社長になったら、絶対、社員にこんなことはさせないぞと決心した。

…気持ち、わかる…

100人100通りの人生。
誰もが幸せと不幸を合わせ持ち、
それも、不幸なのかどうかは、自分のものさしでしか測れない。
私のものさしでAさんの人生を測ったら「不幸」と出ても、Aさんは幸福のまっただ中かもしれない。
結局、自分の幸不幸は自分で測るしかない。

他人と比較しても仕方ない。

やっぱり楽しく生きよう、私。

WING鶴崎さん、寄ってみればよかった…(-_-#)